1: ネギうどん ★ 2023/01/15(日) 14:30:42.16 ID:LBVOEIPl9
TBS日曜劇場「Get Ready!」が8日に初回放送を迎え、平均世帯視聴率は10%台をマークし、久々の2ケタ発進となった。
主演は妻夫木聡(42)で、演出は「ケイゾク」「TRICK」シリーズで知られる堤幸彦氏。今作は完全オリジナルストーリーで、正体不明の闇医者チームが、「救うべき命か?」を選別しながら、多額の報酬と引き換えに患者の命を救う物語。脇を固める俳優陣も、藤原竜也(40)、松下奈緒(37)など実力派が揃った。ただ初回放送後、ネットでは、
《これだけの演技派を集めているのに、手術シーンも話もチープすぎてびっくりした》
《主人公の髪型といい、設定といい、ブラック・ジャックを意識しすぎ》
《あまりにお粗末で、ぶっ飛んでるから原作漫画?と思ったら、オリジナルなのか…》
と冷めた声が多かった。
日曜劇場の医療ドラマといえば、18年4月期の「ブラックペアン」や、21年7月期の「TOKYO MER~走る緊急救命室~」など人気作を輩出してきた。特に「TOKYO MER」は今年4月から劇場版が上映予定されているほど、人気が高い作品だ。
そんな日曜劇場の久々の医療ドラマだけに、期待値が高く、それが初回の視聴率2ケタ発進に繋がったといえるが、その反動で視聴者の落胆が大きかったことがうかがえる。
「生きる意味を問うヒューマンドラマと銘打たれていますが、金持ちを対象にした命を選別をしているだけで、さほどテーマに重みがないと思った視聴者もいるようです。最新機器を取りそろえたオペ室ということでオペ室はSF的な作りの割に、政治や大病院の持つ既得権益を責めるようなリアルさもあり、リアルかファンタジーか、イマイチどちらにも振り切れない印象です」(ドラマ制作会社関係者)
また主人公の設定が「多額の報酬と引き換えに命を救う天才外科医」であることや、名前が波佐間(はざま)永介であること、髪の色が黒と白であることから、手塚治虫による「ブラック・ジャック」に酷似しすぎていることも、チープさを誘発している要因のようだ。ブラック・ジャックの本名は間黒男 (はざま・くろお)。
「完全オリジナルといいながら、既視感のある設定ですし、手術前の『Get ready!』という決め台詞も漫画的すぎて、医療ドラマとしてはあまりハマっていない印象です。キャストは豪華なので、視聴を引っ張れるゲストが出て来れば、盛り返せそうですが、前期の『アトムの童』の微妙さに引っ張られる形で、日曜劇場の固定視聴者も微減傾向にあるため、このままだと苦しい流れになるかもしれません」(同)
医療ドラマ自体が飽和状態になりつつある中で、新鮮さを求める制作側の苦労が伝わってくる。このまま2ケタ台をキープできるのか、今後に注目が集まる。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/317046https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/317046 TBS日曜劇場「Get Ready!」が8日に初回放送を迎え、平均世帯視聴率は10%台をマークし、久々の2ケタ発…