131：名無し：2025/06/11(水) 01:55:15.181ID:H9WzsqTyt

井手上獏

132：名無し：2025/06/11(水) 01:55:15.948ID:yD4i1smqL

峰不二子

133：名無し：2025/06/11(水) 01:55:18.266ID:IKF1PI3w9

ピカチュウ

134：名無し：2025/06/11(水) 01:58:51.256ID:WbSJY8Ds8

しかしこのスピードで出力されるんやからAI凄いわな

135：名無し：2025/06/11(水) 01:59:06.025ID:shN.v32jV

前編

「…え、どこ、ここ。なんか、まっしろ。かわいいけど、ちょっとこわい、かも」

井手上獏は、戸惑いながらも、その場の空気を自分なりに解釈しようとしていた。彼の感性は、常に「かわいい」か「かわいくない」か、そして「自分らしい」か「自分らしくない」かが基準だ。この無機質な空間は、彼の審美眼からすると、少しシンプルすぎるかもしれない。

136：名無し：2025/06/11(水) 01:59:33.134ID:shN.v32jV

その部屋には、彼の他にもう一人、女がいた。身体のラインがくっきりと浮かび上がるライダースーツに身を包んだ、絶世の美女。峰不二子である。彼女は、持ち前の警戒心と洞察力で、一瞬にして状況を把握していた。
（閉じ込められた…か。厄介なことになったわね。で、お相手は…この子？男の子？…まあ、どっちでもいいけど、利用価値はありそうね）

137：名無し：2025/06/11(水) 01:59:57.755ID:shN.v32jV

不二子は、常に自分の利益を最優先する。この状況から脱出するため、そして可能ならば何らかの「お宝」を手に入れるため、目の前の美しい少年をどう手駒にするか、既に計算を始めていた。

「あら、かわいい坊や。迷子になっちゃったのかしら？」
不二子は、猫なで声で獏に近づいた。その声には、男を惑わす蜜の響きがある。

「あ、えっと、井手上獏です。あなたは…？」
獏は、目の前の完璧な美女のオーラに、少し気圧されながらも、自分らしくあろうと努めた。