【怖い話】短めの怖い話とか貼ってく
9: 風吹けば名無し 2020/07/14(火) 01:04:09.60 ID:98oFSHLF0
平安時代の話。
田舎から都へ上って来た男が、途中荒れ屋敷に宿泊する。
ところが、夜中に部屋の隅にあった箱の中から目線を感じたので怖くなり、
「馬の様子を見に行こう」と言って外へ出ると、そのまま飛び出した。
すると後から「なぜ分かった」と恐ろしい声がして、何者かが追いかけてきた。
逃げようにも逃げ切れず、そのまま目の前にあった橋の下へ。
橋の上で何者かは自分を探していたが、急に橋の下へ声をかけて来た。
「おいでかな」
すると、隠れていた男の傍で声がした。
「おりますよ」
話はここで終わっている。記録した人間は急に筆を擱いており、結末は不明。
そもそも、書いている最中に何があって書けなくなったのかも不明である。
10: 風吹けば名無し 2020/07/14(火) 01:04:26.59 ID:98oFSHLF0
お母さんは私がいない時に、勝手に私の部屋に入っています。
時々ならいいけど、本当にいつもいつも。
それが嫌で嫌で仕方なくて。
私の部屋で何してるんだろうって、気になりますよね、やっぱり。
だから私、お母さんが部屋に入った時に、こっそり覗き見したんです。
そしたらお母さん、棚の隙間に腕をつっこんでた。ほんの数秒。
してたことはそれだけでした。
お母さんが部屋をでた後に、何してたんだろうって、棚の隙間を見てみたんです。
暗くてよく見えなかったから、ケータイのライトで照らした。
ビックリしました。
だって、画鋲が刺してあったんだもん。棚のうしろの壁にビッシリと。
隙間に手をいれてたのは数秒だったから、部屋にはいる度に、1つずつ刺していったんだと思います。
なんでお母さんはこんなことしてるんだろう。
画鋲がひしめき合ってるんです。
本当に凄い数なんです。orz
11: 風吹けば名無し 2020/07/14(火) 01:04:45.49 ID:98oFSHLF0
外国のお話。
ある男が2人、車で海岸沿いの道を走っていた。
初夏の肌寒い日だったので海に入っている人こそ少なかったものの、
それでも家族連れやアベックなど老若男女で浜辺はそれなりの賑わいを見せていた。
どうといったことのない平凡な風景。しかし運転席の男はその光景にかすかな違和感を覚えてもいた。
やがて海岸が見えなくなった頃、助手席の男が口を開いた。
「気付いたか?」
先ほどまでの陽気な口調とは異なり、その面もちはいくぶんこわばっている。
「海岸にいた連中、みんな海の方を見ていなかった。
立っている者も座っている者も、全員海に背を向けていたんだ
14: 風吹けば名無し 2020/07/14(火) 01:05:50.17 ID:Kyw+PPSm0
ええな
15: 風吹けば名無し 2020/07/14(火) 01:06:02.94 ID:98oFSHLF0
「転んだら死んでしまう村」の夢を見たことがありますか?
これは共通夢といって、誰でも一生のうちに一度はみる夢だそうです。
ほとんどの人は夢を見てもその内容を忘れてしまうので、記憶に残ることは少ないですが、
この夢に関しては、全国から数多くの共通の証言が上がってます。
舞台は夕暮れ時の農村で、そこら中に青紫色に変色した死体が横たわっている。
しばらくすると、着物を着た数人の少女が近寄って来て、
「ここは転んだら死んでしまう村なんだよ」
と説明があった後、少女の中の一人が死体につまづいて転んでしまう。
少女は絶叫をあげながら、みるみる青紫色に変色していき、やがてピクリとも動かなくなる。
ここから先は内容に個人差があり、
「追いかけてくる少女たちからひたすら逃げ回った」
「少女に竹馬を渡された」
「何事もなく目が覚めた」
など、様々な証言がある。
しかし不思議なことに、『夢の中で転んでしまった人』からの証言は一つもない。
16: 風吹けば名無し 2020/07/14(火) 01:06:13.64 ID:KoQQXcwPa
>>2
どういうこと?
17: 風吹けば名無し 2020/07/14(火) 01:06:22.47 ID:Tl3DUYIO0
やっぱ1レスに収まるのは完成度高いわ