1: 2025/06/02(月) 08:10:59.69 ID:??? TID:gundan
神奈川・湯河原にあるラーメン店「飯田商店」が今年で15周年を迎えた。
ラーメン一杯で湯河原に全国からファンを集める名店。「食べログ」では驚異の4.10点を誇り、全国にあるラーメン店3万8782軒の中で堂々の1位となっている(2025年5月1日現在)。
15周年の節目で店主・飯田将太さんは自伝『本物とは何か』を出版、4月6日には東京・西麻布「ENEKO Tokyo」にて「飯田商店15周年 飯田将太 出版記念パーティー」が開かれた。
秋元康さん、戸田奈津子さん、羽鳥慎一さんなど著名人から、全国のラーメンの名店の店主、生産者、メディアの方々など多くの「飯田商店」ファンが一堂に集まった。
「飯田商店」がオープンしてからのこの15年は、ラーメン界にとっても一、二を争う激動期だった。
その中でトップランナーとして走り続けてきた飯田さんの功績は大きい。価格の面もそうだ。2022年5月に「飯田商店」がラーメンを1600円にしたニュースには業界が激震した(現在は1800円~)。
「創業当時は650円で提供していましたが、今はラーメンを作るという“仕事”にしっかりお金をいただけるようにと強く意識しています。1600円にさせていただいた時もだいぶニュースになりましたけど、ネガティブな意見はなるべく見ないようにして、前を向いてきました。
ラーメン一杯「1000円の壁」が業界に大きく立ちはだかる中で、飯田さんはラーメンの価格の幅を広くしたいと考えていた。
安価で気軽に食べられるラーメンの存在を尊重しつつ、料理性の高いラーメンの価格のレンジを広げることで、ラーメンの進化が止まらないように動いたのだ。
今でこそ一杯1200円、1300円というお店も増えてきたが、初めに動いた飯田さんには大きな覚悟があったに違いない。
「異業種の方々とも交流させていただく中で、『ラーメン界はこれでいいのか?』みたいな疑問が湧いてくるんですね。ラーメン界では当たり前なことが他の業界から見ると異質だったりする。
例えば、有名な中華料理店で担々麺が一杯3800円で出ている。それでこっちは『1000円の壁』かと思うと、もうこれは死語にしないといけないなと。いろんなお付き合いが出てくる中で自分の意識も変わってきましたね」(飯田さん)
飯田さんはラーメンを高級なものにしたいということではない。もっと多様であっていいと思っているのだ。
「1000円の壁」は圧倒的に心理的な部分が大きい。食材原価や人件費、光熱費などを考えたら1000円は当たり前に超えていていいところを、心理的な面で我慢してきたのがラーメン界だ。
「安くみんなに食べてほしいという心理的なところが大きいですよね。勝手にラーメン屋さんがそこに毒されているのが『1000円の壁』の正体だと思っています。
お客さんのことを大事にしすぎるあまり、『これ以上値上げしたら困るんじゃないか』とか『これ以上上げたらお客さんが来られなくなっちゃうんじゃないか』と思うわけです。これはもちろん僕にもありますが、店主がそういう思いを飲み込みすぎて、麻痺してしまっている部分もあるような気もします。
https://toyokeizai.net/articles/-/881284【ラーメン1000円の壁に解決策はある?】 ケンブリッジ大教授の答えがぐうの音も出ない正論だった 「値上げせざるを得ない、店は生き残らなければなりません、時給も上げなければなりません、ロンドンでは4200円だ」
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