実父のATMになり摂食障害・自殺未遂を経験した話
41:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/05/21(土) 11:22:01.703ID:revZDCdu0
年が明けて2020年、俺24歳、厄年。
いい感じだったアメリカ人女性との決別、摂食障害、うまくいかない趣味、職場移転による仕事への不安、孤独感、そして実父の件。
全てが同時期に重なり、いよいよ俺の精神が壊れていった。
人と楽しく話している最中、急に鬱な気持ちになって何も言葉が出てこなくなる。
何かに迫られたかのように行動するもすべて空回り。
人間関係リセット。
大量のアルコール摂取。
過食嘔吐。
昨年始まった過食嘔吐で最初は100万円あった貯金は既に底を尽きていた。
42:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/05/21(土) 11:22:54.588ID:revZDCdu0
あれ、IDかわった。>>1です。
確か8月終わりか9月初め頃、それは起こった。
いつも通り過食嘔吐に疲れての気絶から目覚めた時、ズボンの尻ポケットに違和感を覚えた。
何か入っている。
取り出すとそれはタバコ1箱、銘柄はマルボロ・ゴールド。
俺はタバコは一切吸わない。
なのにどこでどうして。
それよりもこのマルボロ・ゴールド、実父が愛煙している銘柄だ。
43:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/05/21(土) 11:23:48.897ID:revZDCdu0
ID気のせいでした笑
1日中仕事は上の空で考えた挙句、ついに姉に打ち明けることを決意した。
帰宅途中に姉にLINEで俺宅に来るよう頼む。
最初は近況報告とかしていた。
そして姉が俺に問いかける。
姉「今日はどうしたの、なんかあった?」
俺「...実は...」
俺はポケットからマルボロ・ゴールドを取り出して見せる。
姉「...これどうしたの、吸ってんの?」
俺「わからない、ただ吸ってない。」
「朝目が覚めたらポケットに入ってたんだ。」
姉「...?」
俺「あとな、もう1個ある。」
姉「うん」
俺「俺、実は人に金貸してるんだ。」
44:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/05/21(土) 11:24:27.980ID:revZDCdu0
姉「...実父?」
俺は驚いた。
俺「なんでわかったの?」
姉「当たり前じゃんわかるよ。」
「だって私も貸しているから。」
俺は頭が真っ白になった。
45:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/05/21(土) 11:25:44.296ID:revZDCdu0
姉曰く、
・お金を貸し始めたのは俺が貸すよりさらに前
・俺には絶対に借りないことを条件に貸していた
・実父をのたれ死なすわけにはいかないので必死に資金繰りした
・結果姉自身も消費者金融に手を出すようになった
・消費者金融の借金の返済は叔母(母妹)が肩代わりしてくれた
金額こそ聞かなかったが、俺の貸した額じゃ比にならないのかもしれない。
46:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/05/21(土) 11:26:31.324ID:revZDCdu0
それでも姉は強かった。
同時に摂食障害を打ち明けると、克服を全力でサポートしてくれることになった。
実父には俺からの借金を姉経由で返済させるとのこと。
この件は誰にも言わない、特に母と祖母には。
姉「何かあったら電話して、すっ飛んでいくから。」
ちなみにマルボロ・ゴールドを持っていたのについては、
俺が心の底のどこかで昔の実父を求めていたから、無意識化で買ってしまっていたのでは?ということで煮え切らない結論となった。
47:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします:2022/05/21(土) 11:27:19.514ID:revZDCdu0
さも解決に向かいそうな、そんなシチュエーションは束の間。
そう簡単に過食嘔吐は治るものではなかった。
朝と言えばコーンフレークということで数箱購入、結局一気に完食。
そして吐き戻す。
食パンなら一枚一食で分かりやすいね、結局1袋一気に完食。
そして吐き戻す。
姉がこんなに色々考えてくれているのに俺は情けなくて、罪悪感とストレスがたまった。
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