1: 少考さん ★ 2025/05/29(木) 13:10:30.04 ID:+9nBbVFn9
小泉進次郎農相「古古古米」試食を予告「このあと食べます」野党は「おいしい炊き方の周知」要請 - 社会 : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202505290000332.html 2025年5月29日11時39分
小泉進次郎農相は29日の参院農林水産委員会で、今後、中小のスーパーや地域の米販売店への売り渡しを行う政府備蓄米の2021年産(古古古米)について「これから、少し食べる予定にしている」と述べ、試食を行う考えを明かした。
立憲民主党の羽田次郎議員の質問に明かした。
21年産の備蓄米をめぐっては、国民民主党の玉木雄一郎代表が28日の衆院農林水産委員会で、「あと1年たてば動物のえさ米になるようなもの。それを安く売ると言ってもそりゃ安く出ますよ」と発言し賛否を呼ぶなど、国民の関心も広がっている。羽田氏は、古古古米が今後、店頭に並ぶことになった場合「もし『おいしくない』と思われた場合は、大臣が懸念するコメ離れの契機にならないのか」と指摘した。
これに対し、進次郎氏は「これまで令和4~6年産のコメは食べておりますが、この後、令和3年(21年)産も少し食べる予定にしています」と述べ、試食を予定していることを明かした。
「味覚はさまざまだと思うが、私は今まで食べた令和4、5、6年産の古米は、おいしくいただいた」とした上で「これから消費者の皆さんにも、(21年産を)扱う事業者のみなさんにも、そこはみなさんで判断いただきたいと思うが、一部テレビ報道を見ていても、町の米屋さんは店頭で、古古古米と例えば、もち米などをブレンドして、こういう形ならおいしく食べられるという提供を考えるなど、さまざまな現場の知恵といったいろんな取り組みが出てくると思う」と、期待を込めて主張。「私が想像する以上に、備蓄米の販売のあり方も多様化した形が想定され、本当にそうなるかは分からないが、コンビニで1キロ400円台で(販売)という報道もあり、やはり民間の知恵はすごいものがある」とも口にした。
その上で「物が違うから値段も違うということをしっかり周知させていただいた上で、消費者の選択に多様性が出ていくということは、前向きに受け止めていただければいいのではないか」と述べた。
羽田氏は、21年産の古古古米を試食するとした進次郎氏に「お米の炊き方や用途を考えないと、普通の炊き方ではとても食べられない、という話も聞いた」として、調理方法の国民への広報のあり方を問うた。進次郎氏は「調理方法を農水省が提供することは考えていないが、行政より民間のスピード感や知恵の方がはるかに多様だと思う」と、役所による「おいしい炊き方」の積極的PRには否定的な考えを示した上で「今(優先すること)は、しっかり早く備蓄米を店頭に並べられるようにお届けしていくこと」と強調した。
1~3回目に放出された備蓄米と、大手小売業者に売り渡した備蓄米と、これから売り渡しが本格化する21年産の備蓄米は「違う年のお米なんだということも含め、正確に理解が届くよう丁寧に周知をしていきたい」と述べた。
羽田氏は「大臣に対しては、メディアの注目度も違う。召し上がった時には、水を多めにしたとかなどの工夫があったかどうか、味わった後に『こういう工夫があった』ということを周知していただければ、国民も『普通に炊いたらまずかった』と思わずにすむ。そういう努力もお願いしたい」と、進次郎氏の発信力を使った「古古古米」PRへの期待を示した。