1: 冬月記者 ★ 2025/05/01(木) 23:23:23.95 ID:TR9MPPHa9
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e7584628fada92e92a8e44e8a440444f3bdfee6?page=1 https://livedoor.blogimg.jp/akb48matomemory/imgs/e/4/e4368fc7.jpg 「ゴリラ1頭vs人間100人」勝つのはどっち? 専門家が導き出した結論とは 米
人間が100人で立ち向かえばゴリラに勝てるのか?──イーロン・マスクも巻き込んで世界規模のネット論争が白熱するなか、ローリングストーン誌は3人の専門家に取材を敢行した。
(中略)
数年前にTikTok上で初めて提起されたとされる今回の思考実験は、古典的な「勝つのはどっち?」という構図に属する。人間と野生動物の仮想ノックアウト戦をめぐるおなじみの妄想だ。
今回の対戦カードはこうだ:一方は「特に特徴のない男性100人」、もう一方は赤道アフリカに生息する、高貴な草食類人猿である「ゴリラ」1頭。
この対決がなぜ起こるのか、なぜ彼らがこんな運命に巻き込まれるのか──そんな前提は重要ではない。議論すべきは、筋力とパワーの勝負でどちらが勝つのか、その可能性である。
予想通り、意見は真っ二つに分かれた。多くの人は「たかが男100人がゴリラに敵うはずがない」と断じるが、この話題に火をつけたのは、X(旧Twitter)上のある異端的な投稿だった。
@DreamChasnMikeというユーザーが先週木曜にこう書き込んだのだ。「100人のニガーならゴリラ1頭に勝てると思う。全員が本気でやる気出せばの話だけどな」──この投稿が、ゴリラバトル論争に一気に火をつけた。
そこからミームは爆発的に広がった人々はあらゆる結末を妄想しはじめた。たとえば、「100人のバカを倒したあとでゴリラがクラブに行く」とか、「最後の一人を生かしておいて“何が起きたかを語らせる”」といったもの。
また、400ポンド(約180kg)の類人猿をみんなでどうやって拘束するか、人間たちが「死んだふりをする」戦略に出る、あるいは「人類を裏切ってゴリラと手を組む」なんて展開まで想像された。
コメディアンのナイルズ・アブストンは、「俺はゴリラを助ける」と書き、「くたばれよ。いまの労働市場は人が多すぎだ」と皮肉を込めて付け加えた。また別のXユーザーは、ゴリラと手話で意思疎通をはかるというアイディアを投稿した──「ミー・マイケル。マイケル、ゴリラ友達。ゴリラ、戦わない。マイケル、人間裏切る。ゴリラの友達のために」。
一方で、ブリタニカ百科事典は「100人 vs. 1ゴリラ学習パック」なる資料を公開。人間とゴリラの解剖図を並べて提示した。また、YouTuberのMrBeastは、このネタに基づいた架空の動画のサムネイルを作成し、「この実験に100人必要です。志願者は?」と冗談めかして投稿した。
さらには、テック界の寡頭支配者であるイーロン・マスクまでもがこの呼びかけに応じ、「参加するよ、どうせ大したことにはならないだろ?」と返信したのだった。
こうした荒唐無稽な仮定を、バーの雑談やグループチャットで素人なりに盛り上がるのは、それはそれで楽しいことだろう。だがこの議題がここまでインターネット上の議論を支配している以上、同じソーシャルメディアを使って専門家の見解にあずかってみるのも悪くない。
そこでローリングストーン誌では、100人対1頭のゴリラという対決が実際どうなるかについて、プロ3人の貴重な時間を無駄にする覚悟をもって取材を敢行した。
1. 「勝てるかもしれない、ただし犠牲は大きい」
「野生動物保護の立場として、こんなことが実現してしまうのは絶対に見たくありません」と警鐘を鳴らすのは、マイアミ動物園の広報ディレクターであり、野生動物写真家・保護活動家としても知られるロン・マギル氏。
彼は地元のスポーツ番組『The Dan Le Batard Show with Stugotz』で、こうした突飛な動物に関する質問にしばしばコメントを求められる存在でもある。
マギル氏によれば、現実的に見ても「ゴリラは“優しい巨人”であり、基本的にはこうした争いを避けようとする生き物」だという。
銀背(シルバーバック)と呼ばれるオスが攻撃的になるのは、自分の家族を守る必要があるときだけだ。
「この問いが明らかにしているのは、“暇を持て余して奇妙な想像にふけるのが好きな人たち”が世の中に一定数いるということですね」とマギル氏は皮肉を込めて語る。「……とはいえ、僕もこうしてその話に乗っかってるわけですが」
マギルの見解によれば、20代で体力・身体能力ともに優れた100人の男性が「本気で団結して挑めば」、最終的にはゴリラを打ち倒すことも可能だという。ただし、その光景は到底「美しい」とは言えない。
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