1: 2025/04/30(水) 09:48:33.80
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c7e36783bc4a479ff1fcd0f71d3aac2bd948d09 カージナルス・ヌートバー独占インタビュー 26年WBC出場を熱望「今季のモチベーションの一つに」
◇大リーグ新企画「MLB BUZZ」
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が本紙の独占インタビューに応え、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への日本代表での出場を熱望した。
前回23年大会は初の日系人選手として出場し、3大会14年ぶりの世界一に貢献した。今季は1番打者としてナ・リーグ3位タイの23四球、同5位の出塁率・405と打線をけん引。侍ジャパン選出のため、キャリアハイの一年とすることを誓った。
――25年は素晴らしい滑り出しになった。
「キャンプで非常に状態が良く、貴重な時間になった。今年は大事なシーズンだ。23年はWBCがあり、24年は故障もあって、キャンプを完走できたのは初めてだった」
――2年前のWBCで活躍して以降は、左手親指痛、下腹部打撲、腰痛に肋骨骨折などケガに苦しんできた。
「悔しさは感じている。過去2年、複数のケガで力をフルに出せなかった。とにかく健康を保ち、力強い一年を過ごしたい」
――故障予防のため、何か違うことを?
「コーチやトレーナーと相談し、新たなメニューを組み立てた。具体的には2人の異なるトレーナーをつけ、ウエートトレを増やした。リカバリーも大事だから、お湯と冷水に交互に漬かる交代浴も取り入れた。避けられないケガは存在するが、できる限りの準備はしたつもりだ」
――WBCでの侍ジャパンと同様、今年は1番を打っている。
「1番でやれているが、希望があるわけではない。監督はベストな打順で起用してくれるだろうから、そこで力を発揮するだけ」
――チームとしてはプレーオフ進出だと思うが、個人の目標は?
「繰り返しになるが、とにかく健康を保つこと。フィールドに立ち続けさえすれば、力は出せると思うし、それだけの自信はある。今年はどうしても勝ちたいし、何とか地区優勝を達成したい」
――来年はまたWBCがある。出場を希望しているのか?
「もちろんぜひ出場したい。来年WBCがあることが、今季いいシーズンを過ごしたいというモチベーションの一つになっている。前回大会は私の野球人生で最高の経験だった。次もプレーできることを望んでいるよ」
――23年は優勝し、日本でも人気者になった。思い出は?
「チームの多くの人たちと、いい関係が築けたことが最も思い出深い。いろいろと食事に行き、一緒に旅をし、優勝した後はみんなで祝った。あんなに楽しかったことはこれまでなかった。またその機会を得たいと思う」
――井端監督の印象は?
「昨年、会って話した。対面したのはシカゴで、誠也、今永とも一緒だった。まだ彼の下でプレーしてないから細かくは言えないが、会えて交流できたのは素晴らしかった」
――大谷とまたチームメートになるのは楽しみ?
「もちろん楽しみ。そうなれば本当に最高だ。あのとてつもない打撃練習をしばらく見ていないから、楽しみにしておきたい」
――昨季、世間が「40―40」の可能性を話している時に、あなたはもう「翔平は50―50を達成するよ」と恐らく誰よりも早く予言していた。今年の大谷はどうなるか。
「サイ・ヤング賞と言いたかったところだけど、復帰時期を後ろにずらしているみたいだから難しそうだ(笑い)。ドジャースにとって翔平の打撃は非常に重要だから、投手の調整が影響しないように気を配っているのだろう。ともあれ、翔平が何を成し遂げても私はもう驚かない」
――母・久美子さんはお元気ですか?
「開幕週はセントルイスに来て、応援してくれた。変わらず元気だし、いつもサポートしてくれているよ」