65：恋人は名無しさん：2018/11/14(水) 13:31:45.74 ID:0ufZyjwr0.net

読み進めていくとまだあった。

旅行の日からちょうど数週間前のもので、これが一番最近の浮気のようだった。

一人暮らしの女の子の家に行ってセックスしたらしく、友達に女の子の寝ている様子を送っていた。

「セックスさせてもらう代わりに5000円あげることになった女の家なう」

「顔がブス過ぎて勃たせるのが大変だった」

「口が臭くて吐きそうになった」

「顔面偏差値40。コイツに5000円(笑)」

友達が「イケなかったの？」と聞くと、

「イッた。めっちゃ穴がキツかったのは良かった。

お前(友達)のじゃ絶対に入らないよ。いれても、押し出される感じ。キツい穴ってこんな感じなんだな～！」と書かれていた。

遠回しに私の穴が緩いとでも言いたいような表現だった。

このときは、私って緩いんだ…などといちいち傷ついていられなかったけど、これは後々まで尾を引くことになる

66：恋人は名無しさん：2018/11/14(水) 13:33:36.65 ID:0ufZyjwr0.net

そして、そのLINEの最後に、「ブスとヤって賢者タイムがこんなに恐ろしいなんて知らなかった。もう二度とやりたくない。懲りた。彼女が1番だ。」と締められていた。

まあその宣言通り、その浮気の日以降出会い系をしていたり、他の子と会ったりしている様子は見つけられなかった。

67：恋人は名無しさん：2018/11/14(水) 13:35:25.61 ID:0ufZyjwr0.net

私がLINEを読み進めている間にも、彼のグループラインは鳴り響いていた。この時はゲームの話題だった。

私がLINEを見ているとそれらの通知が消えたり、既読をつけてしまうため携帯見たのは絶対バレるなと確信した。

この時既に2時位だったと思う…。

寝られなくて適当な男友達に電話して全て話したりしていたけど、気は紛れなくて彼の携帯に戻って、の繰り返しだった。

68：恋人は名無しさん：2018/11/14(水) 13:38:21.22 ID:0ufZyjwr0.net

そもそもこれは彼が企画してくれた旅行なので、大まかな場所はわかっても駅がどことか、電車やバスがあるとかは分からなかった。

旅館の周りを見渡してもコンビニなどもなぬ、一刻も早く帰りたかったけど帰る術がなかったので、朝を待つことにした。

69：恋人は名無しさん：2018/11/14(水) 13:42:46.73 ID:0ufZyjwr0.net

そして朝。結局一睡もできなかった。

私が携帯を見なければ今頃彼の腕の中で寝ていたのかもしれないけど、気持ち悪くて今は彼の顔も見たくなかった。

7時頃、ようやく彼氏が起きる。私は布団を離してひいて横になっていた。

布団が離れていることに気付いた彼は、「なんでこんなに離れてるの、ねぇ～」

などと言いながら私の布団にきた。

それがもう気持ち悪くて、耐えられなくて、顔を見ないようにして「起きたんだ、お茶いれるね」と手を振り払った。

なるべく平常心を装うとしたけどまあバレるよね。なにがあったの？どうしたの？不機嫌なの？体調悪いの？俺が昨日中折れしたから？

みたいなどれも当たってない推理を並べられて、ひたすら違うよなんでもないと繰り返した。

そして彼氏が携帯をみた。LINE確認してるみたい。そして、「私ちゃん、携帯みた？」

と言われた。あーーーーバレた

70：恋人は名無しさん：2018/11/14(水) 13:46:41.88 ID:0ufZyjwr0.net

私も、勝手に携帯見た罪悪感がないわけではなかったので、最初は否定した。

けど、彼が携帯をいじってないはずの時間帯にきたLINE全て既読をつけてしまっていたので、

否定しても無駄だった。

彼「LINE見たよね？なにをみたの？」

私「なにも」

彼「うそだ。通知なくなってる。なにみたの？」

私「なにも見てない。見られたらいけないことがあるの？だからそんなに困ってるの？」

彼「…」

私「じゃあ今ここで見せてよ。携帯みたい」

ここで私がまた彼の携帯をみようとしたら抵抗され、もみ合いになった。

71：恋人は名無しさん：2018/11/14(水) 16:56:58.71 ID:7xCCugJi0.net

面白いと言っていいのか分からんけど、面白いので応援しとるで