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本を読め!!!!って言うけどどんな本読めばいいん?


374: 名無しさん@おーぷん 25/03/14(金) 23:38:54 ID:Xhtg

「木曜日にはココアを」ってやつけっこうよかったな
https://richlink.blogsys.jp/embed/351c2934-3ee9-38b1-be43-29b335951804




377: 名無しさん@おーぷん 25/03/14(金) 23:39:25 ID:lrKr

ワイは割とシンプルに蹴りたい背中好きやわ
https://richlink.blogsys.jp/embed/f866bd2a-1716-36e1-8db5-ae18c30fa697




384: 名無しさん@おーぷん 25/03/14(金) 23:42:54 ID:H4iV

漱石の「こころ」おすすめ。
アレは純文学なんてものではなくて
昼ドラみたいなもんやから





389: 名無しさん@おーぷん 25/03/14(金) 23:43:19 ID:jwBE

直木賞だと東山彰良の流が読みやすいし面白かった
台湾が舞台の青春小説




393: 名無しさん@おーぷん 25/03/14(金) 23:44:04 ID:ffQS

檸檬は間違いなくいまでも刺さってる
https://richlink.blogsys.jp/embed/eedb5484-9456-3874-9a8b-3c98eebefa21




395: 名無しさん@おーぷん 25/03/14(金) 23:44:34 ID:jwBE

国語の授業で檸檬やったけど残念ながら理解できない勢だったわ...




399: 名無しさん@おーぷん 25/03/14(金) 23:45:11 ID:hZ6e

>>395
レモンは爆弾なんだよなあ
あらすじ

主人公(語り手)は、病を抱え、生活も困窮しており、気分が沈んでいる。そんな彼は、日常の景色や物に対して敏感な感受性を持っており、特に美しいものに惹かれる。

ある日、京都の街を歩きながら、彼は八百屋で美しい檸檬(レモン)を一つ買う。鮮やかな黄色い果実は、彼の鬱屈した気持ちを一瞬和らげるほどの魅力を持っていた。その後、彼は馴染みの本屋「丸善」に入り、豪華な画集や書籍が並ぶ中で、突然、「檸檬を本の上に置いて去る」という悪戯を思いつく。

彼は檸檬を書棚に置き、それが「爆弾」のように見えることを想像しながら、本屋を後にする。最後に、彼の心は軽やかになり、少しの解放感を感じる。

テーマと解釈

『檸檬』は、一見単純な物語ながら、様々な解釈が可能な作品です。

① 現実逃避と美の探求

主人公は、病気や貧困といった現実に苦しみながらも、美しいもの(檸檬)に触れることで、束の間の救いを得る。彼にとっての檸檬は、日常を超越する「美」の象徴であり、それを通して一時的に現実から逃れることができた。

② 破壊衝動とカタルシス

彼は本屋で「檸檬を爆弾のように置く」ことで、何かを破壊したいという衝動を表現している。しかし、実際に爆発は起こらず、ただその想像に浸るだけ。この行為は、彼の内に秘めた不満や抑圧された感情を解放する儀式のようにも読める。

③ 色彩と感覚の文学

梶井基次郎は色彩や質感に対する鋭い感受性を持っており、本作でも「檸檬の鮮やかな黄色」「本屋の豪華な装丁」などの描写が印象的だ。これらの感覚的な表現によって、読者もまた主人公と同じように五感を刺激される。

④ 死の暗示

主人公の病気や倦怠感、そして「爆弾」のように置かれた檸檬は、死の暗示とも解釈される。檸檬を置いて去る場面は、主人公が自身の存在を消し去るような行為にも見える。しかし、それは破滅ではなく、一種の開放感を伴うものである。

文学的特徴
① 詩的な文体

『檸檬』は、物語というよりも詩に近い文体で書かれており、比喩や象徴が多用されている。「檸檬」というシンプルな果実が、鮮やかな色彩と質感をもって象徴的に描かれている。

② 自伝的要素

梶井基次郎自身が病気(結核)を患っていたことや、京都で過ごした経験が本作に反映されている。丸善は実在の書店で、当時の京都にあったが、現在はもう存在しない(※ただし、現代でも『檸檬』にちなんで別の丸善店舗ではレモンが置かれることがある)。

③ 印象派的な表現

印象派の絵画のように、瞬間的な感覚や視覚的イメージが重視されている。読者は物語を「読む」のではなく、「感じる」体験をすることになる。

まとめ

『檸檬』は、日常の中の小さな出来事を通じて、美と破壊、解放と死の境界を描いた作品である。短編ながら、色彩や質感の描写が印象的であり、現実と幻想の境界が曖昧になる独特の雰囲気を持っている。

読む人によってさまざまな解釈が可能であり、檸檬というモチーフが生き生きとしたイメージを喚起する点が、この作品の魅力だ。




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