高校時代に付き合ってた元彼から「緊急事態!絶対に読んで!」という件名のメールが届いた。読んだら元彼が今執筆中らしい短編小説の設定が書いてあり…
170: 名無しさん@HOME 2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
『最期』は原文ママなのか?
もしそうなら作家になるのは絶対に無理だw
171: ◆G.qygvdUoE 2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
続きです。
俺は気づけばピエロだった。
大切な麟王石を見つけるために、ピエロになっていた。
まわりに笑われて、石を投げられて、ズタズタになって。
ようやく黎明の海に辿り着いたとき、
そこにはひとりの男が居て、俺を見て笑ったんだ。
「メイクが落ちてる」
小さな水溜まりに映ったその顔は、酷いものさ。
赤い鼻以外、メイクは跡形もなかった。
俺自身の、涙で。
「頼むよ」
久しぶりに出たその声はひどくひどく震えていた。
「××を、返して……」
男は首を横に振ると、
ポケットから××を取り出した。
××を助けないと、そう思って震える手を伸ばして叫ぶ。
「××!俺だよ!おいで!」
麟王石は、人を選ぶ。
『助けて、助けて!』
はっきりと、あの時と同じ××の声がした。
男にもそれは聞こえていたようで、
ムッと眉をしかめて俺を睨む。
「駄目だ、渡さん」
男は俺の目の前で、××を、飲み込んだ。
ごめんなさい、もう一レスかかります。
172: 名無しさん@HOME 2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
その短編もさくっとロミオ姉に転送でお願いしますw
173: ◆G.qygvdUoE 2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
最後です。
「な、にを……」
思考が追い付かない。なんでだよ、
なんで俺はこんなに無知なんだよ。ふざけんなよ。
「ふざけんなよぉぉぉあああ!!」
心の声が思わず叫びになって、
気が付けば高笑いしている男に向かって走り出していた。
……もし、続きが気になったらメールして。
俺からはもう、遅れないからさ。じゃあ、な。
とりあえず元カレのお姉さんと友達に転送しておきました。
懲りない奴め。
>>170
原文ママです
確かに無理ですね!
174: 名無しさん@HOME 2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
しかし私は聞きたい。
なぜ、こんなのと、付き合った…
175: 名無しさん@HOME 2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
すごいな、現在進行形で黒歴史更新しとるwww
176: 名無しさん@HOME 2013/07/18(木) NY:AN:NY.AN 0
笑いすぎてハライテーwwwwww
この記事を評価して戻る