【前編】夫婦共通の知人女性と不倫関係にある事が妻にバレた瞬間、不思議な事に相手への気持ちが冷めて家族の為に生きる決意をした。なのに妻から離婚を要求されたんだが…
879: 名無しさんといつまでも一緒:2011/01/17(水) 19:42:49 ID:
俺鬼、妻と2人子蟻。プリ・年上子持ち×1。
現在仕事の都合でヨーロッパの某国に滞在中。
今度の3月いっぱいで、海外生活丸2年が経つ。
妻と共通の知人だった女と、結婚するまえから付き合い、
ずっと不倫してたことが一年半前、こっちにきたばかりのときに発覚。
原因は遠く離れたことにイライラしたプリが時差を考えずに
俺のauグローバル携帯にかけまくってきたこと、
そして同じくイライラした俺が妻に当たりちらし、
「お前なんかとここに来たくなかった。
仕方ないからおいてやる。
2年経って帰国したらその足で離婚だからな」
と言って妻を殴る蹴るを1度だけした。
挙句、手伝いに来ていた妻の母に
「どういう育て方したら、
こんなつまらん女になるんですか。妻失格ですよね」
と暴言を吐き、1ヶ月滞在予定だった
妻の母は1週間も経たずに片道の航空券を買って、
俺にも妻にも一言も言わずに帰っていった。
これで妻さえ死ぬか帰国してくれれば
後は女を呼んで子供と一緒に暮らすのに、
何でこの女(妻)は
俺に女がいることに気づかないんだろう?って本気で思ってた。
ここまでやって、女の存在に気づかないわけないのにね。
黙って耐えて、新しい環境での生活で、
妻が必死に家事と
子育てをするのが俺に対する嫌がらせとしか思えなかった、
本当に妻の存在が邪魔だと思っていた。
妻は、まさか相手が自分も知っている女だとは思わなかったのだろう。
決定的にばれたのは、俺がログアウトせずに寝て、
そのまま職場に行ってしまったPCからだった。
880: 名無しさんといつまでも一緒:2011/01/17(水) 19:47:35 ID:
>>879
死んだ方がいいよ
続きを読まなくてもそう断言できる
881: 名無しさんといつまでも一緒:2011/01/17(水) 19:50:42 ID:
>>879
鬼畜杉氏ね
884: 879:2011/01/17(水) 19:52:48 ID:
ばれた後、
「あの人が相手だったのね」と一言言ったきり、妻は何も言わなかった。
不思議なもので、奥バレしたとたんに、
プリに対する気持ちがさめるんだよな。
同時に、俺は妻や妻の母に取り返しのつかないことをしてしまったと、
本当に激しく後悔をした。
子供たちも俺の態度を察していたのか、
こっちに着てから一度も「パパ」と呼ばなくなっていた。
ここ数ヶ月、俺は本当に狂っていた、
なんてことをしたんだと、本当にいたたまれなくなった。
すぐに休みをもらって、妻子を伴い一時帰国をし、妻の実家に謝りにいった。
ばれて、俺と一緒になる望みが難しくなったプリは
ますます電話をかけてくるようになり、なった。
まあこれは俺が出なければいいだけの話だったのだが、
そのとき、実はプリは妻の実家を調べて、
結婚以来ずっと不倫してたこと、
俺がどんな妻の悪口を言っていたかを細かく報告していたのだが、
妻も妻の両親も一切それを俺に言わず、妻の父がただ一言、
「うちの娘はあの女性以下なんですね。
○○君(俺)にはうちの娘はもったいないです。
今ここでおいて帰ってください」と言われた。
ただそれだけ、誰も俺を責めない。逆にそれが痛かった。
数ヶ月の間にやつれきった妻と妻の両親を見て、
本当に俺は後悔した。
何とか妻と子をおいていくことだけは許してもらった。
885: 名無しさんといつまでも一緒:2011/01/17(水) 19:57:09 ID:
>>884
いいから死ねって
奥バレがどうのとかいう問題じゃないだろもはや
結婚前からプリと付き合ってたならそっちに行けば良かったのに
887: 879:2011/01/17(水) 20:00:25 ID:
こっちに戻ってきてから、妻は何も変わらなかった。
明るいままの、やさしい妻だった。
俺がおかしくなったのは、
こっちにくる1ヶ月前くらいからばれるまでの約4ヶ月。
それまでは週に2度くらいは行為もあったし、
子供も俺にベッタリで、俺は愛妻家子煩悩で通っていた。
プリと離れることが惜しかったのだろうか、
俺には今でもわからない。何であんなに妻を疎ましく思ったのか。
とにかく、俺がおかしくなる前の妻との関係に戻っていた。
行為もあったし、子供もまた俺と触れ合うようになったし、
たまにフラバ気味になる妻のことを
俺なりに受け止めていたつもりだったし、
妻もチクリと俺に嫌味を言うことはあっても、
「今は目覚めてくれたからいいよ」
って笑い飛ばしてくれていた。
とっくの昔にプリは切ったが、ばれて以降のプリの態度に、
俺はとんでもない女を相手にしたつまらない男で、
やさしい妻を
「つまらん男の妻」にしてしまったことに本当に後悔をしていた。
少しずつでもやり直しできればとつとめてきたつもりだった。
一年前、少しずつ落ち着いてきたころ、
さらに2年、合計4年の滞在の辞令が出た。
妻もいいんじゃない?という感じで、反対はしなかった。
889: 879:2011/01/17(水) 20:08:25 ID:
一番当初の予定の丸2年がもうすぐ経つ。
年末は妻が年越し蕎麦を用意し
(蕎麦は妻の両親が送ってくれた、
正月も御節っぽい料理を妻が用意してくれた。
子供たちにもこっちの通貨になるがぽち袋にお年玉を入れて渡した。
普通の日本の正月という感じだった。
仕事が始まった当日、
帰宅した俺はなんとなく家の中に違和感を感じた。
何だろうと見てみたら、
部屋のすみにダンボールがある。
日系の運送会社のダンボールだ。
こっちにきたときに一度使ったダンボールではない。
真新しいダンボールだ。
子供の季節はずれの服。妻のクローゼットにもダンボール。
そして、先週の日曜日は、サイズが小さくなった子供服、
おもちゃをフリーマーケットに出していた。俺は怖かったが聞いてみた。
「こっちにきたときにあなたに言われたとおり、
最初の予定の2年で私と子供は帰らせてもらいます。
あなたの最初の望みどおり、離婚してあげます。
養育費も慰謝料も要りません。今までお世話になりました」
それが妻の答えだった。