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【1/2】営業事務として入った会社に社長の知り合いの娘が新しく入社してきた。この人が原因でストレスのスの字も感じなかった職場が滅茶苦茶になった話。


62:名も無き被検体774号+ 2012/09/08(土) 10:42:34.59 ID:3e8lTqdb0

もちろん営業部は猛反対。

営業の方が電話・FAX・コピーや雑用が多いので絶対に無理だ。

しかもユリさんもまだ居るし
ベテランさんも手伝ってくれてるから、充分だと訴えた。

けどそこはワンマン社長。聞いてくれるわけもない。

ってことで、次の週からアントンは営業部で仕事をすることになった。

ユリさんが何故か「何か・・・ごめんね」って謝ってきた。

私はちょっとお腹が痛くなった。




63:名も無き被検体774号+ 2012/09/08(土) 10:44:30.67 ID:3e8lTqdb0

同じ部屋と言えども、部署が離れて喜んでいるのは友近さん。

友近さんは明日から週末まで、
製造の工場の方へ会議で行くことになっていた。

だから、今日でアントンとの仕事は終わり。

あんなウキウキした友近さんは久しぶりに見た。

そんな友近さんにベテランさんが猪木の顔真似しながらガッツポーズしてた。

顔真似がちょっと上手くなってた。




64:名も無き被検体774号+ 2012/09/08(土) 10:46:06.30 ID:3e8lTqdb0

ところが、次の日。

社長が営業部への異動を伝えるため、アントンを会議室によんだ。

しばらくしてバーンと会議室からアントンが飛び出してきた。

そして

「私はまだまだやり残した事があるんです!
 設計部も私が欠けると困ります!」

って、叫びだした。

皆が「え?何が?」って感じだった。

社長は悩んでた。

そして

「じゃ、これからも設計部で頑張ってもらおうかな」

って言った。

皆が「え?何で?」って感じだった。





65:名も無き被検体774号+ 2012/09/08(土) 10:47:14.01 ID:3e8lTqdb0

結局、アントンはもとの設計部で仕事を始めた。

週明けの友近さんの唖然とした顔を今でも忘れられない。

普段は引き締まった顔なのに、
その朝は稲中に出てきそうなユルイ顔になっていた。

そんなこんなでユリさんも辞め、月日は流れ、
設計部の皆が諦めと絶望を感じ、アントンの扱いにも慣れてきた頃、

営業部に新しい事務員さんが入ることになった。




67:名も無き被検体774号+ 2012/09/08(土) 10:47:39.41 ID:qERRUBxO0

>>65

慣れちゃうのかよw




69:名も無き被検体774号+ 2012/09/08(土) 10:48:57.52 ID:3e8lTqdb0

私は一緒に仕事をする人なので、
良い人がいいなぁっと思ってた。

この人も重要人物なので、名前を付けます。

とりあえず今回も綺麗な人だった。

雰囲気的に滝川クリステルみたいな人。

なので、クリステルにします。

クリステルも35歳。

アントン、ベテランさんと同い年。

クリステルは、性格温厚で覚えが早くしかも仕事が丁寧だった。




70:名も無き被検体774号+ 2012/09/08(土) 10:49:50.30 ID:3e8lTqdb0

この才能の一つでもアントンにあげればいいのにって思った。

余談だけど、社長は「女は35歳から」って言ってた。

だから35歳がこんなに集まったのか、たまたまなのかは謎。

私1人お子様みたいでちょっと寂しかった。




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