ある事をきっかけにコミュニケーションを取ってみようと思った父に「マザー2」というゲームをプレイさせてみる事にした→その結果…
60:以下、VIPがお送りします2010/11/20(土) 22:50:03.53 ID:eEWIo1cG0
おk−
62:1 ◆TLN1qyqp5o 2010/11/20(土) 22:51:41.24 ID:cN3J9Zdk0
とりあえず早速ゲーム開始。
ポーキー嫌なやつだな、とか
ハエ喋ってる!いつの時代だ。
とかわけわからんこと言ってた気がする。
詳細は覚えてないから割愛するが、
戦闘がターン制ということもあり、
序盤は難なく進めてたと思う。
64:1 ◆TLN1qyqp5o 2010/11/20(土) 22:54:38.71 ID:cN3J9Zdk0
その後、俺は課題もあり、一通りやり方説明して寝た。
ゲームやったことない親父だったから、
飽きられたらどうしよう、とか少し心配してた気がする。
その心配も次の日には杞憂であることが分かるんだが。
父はとある事情で仕事やめたんだよね、2週間くらい前に。
これが、コミュニケーション取ろうと思ったきっかけだったんだよね。
65:1 ◆TLN1qyqp5o 2010/11/20(土) 22:59:34.51 ID:cN3J9Zdk0
俺は次の日学校に。
夕方帰ると父は一人でマザー2してた。
ひたすらカラスとかヘビ倒しまくってて、
街中でもヤンキー成敗しまくり。
ぶつかるだけで瞬殺できるようになってた、装備なしで。
母が
朝からずっとゲームしてるのよ、
○○君のために強くしておくんだ、って言ってきかないのよ。
と少し嬉しそうに話してきたのを覚えてる。
俺は若干引きつつも
装備の重要性、ボスを倒す必要性、
これはひたすらレベル上げるもんじゃないんだよ、という旨を教えた。
66:1 ◆TLN1qyqp5o 2010/11/20(土) 23:03:10.73 ID:cN3J9Zdk0
父が誇らしげに
俺君、すごく強いんだよ。
街の悪い奴、みんな倒せてるね。
ゲームだけど鼻が高いよ、って。
この時の父の表情、口調は今でも鮮明に覚えてる。
68:1 ◆TLN1qyqp5o 2010/11/20(土) 23:05:42.10 ID:cN3J9Zdk0
あと、
わしの名前のワザ覚えた!!
とかはしゃいでて、まるで子供のような父だったな。
ちなみにマザー2は、最初の設定で
尊敬する人だったかかっこいいと思う人だったか
どっちか忘れたが、設定できる。
設定した名前が主人公固有の必刹技になるんだ。
父がこのことを知るのはまだまだ先になるんだが。
その後、父は順調にプレイしていったな、
ヒント屋に多額の投資をしながらね。
69:1 ◆TLN1qyqp5o 2010/11/20(土) 23:09:45.95 ID:cN3J9Zdk0
父と俺との間で暗黙のルールがあったんだ。
それは、ボスを倒すとき、一緒にプレイすること。
もちろん俺は横で見てアドバイスするだけだが。
それでも楽しかった。
父、ボスを倒すときに
俺君がんばれ!とか、すげー騒いでたと思う。
この記事を評価して戻る