1: ■忍【LV24,マドハンド,MT】第13艦隊◆IpxlQ2BXrcdb 23/06/18(日) 13:21:01 ID:???
◎記事元ソース名/賛否両論の実写版『リトル・マーメイド』は「当たった」「大コケ」? 現時点では“何とも言えない”理由
「私のアリエルじゃない」「私みたいなプリンセス!」。ディズニーの実写版『リトル・マーメイド』ほど、公開前から賛否がわかれた映画もないかもしれない。(中略)
ディズニーが非白人キャラを増やしている、ビジネス上の理由
「ひとまず良好」な北米ヒットの一因には、公開前に激しい賛否を巻き起こした、ブラック・アリエル自体にあるかもしれない。
前提として、アメリカの若年層は人種的に多様で、おおむね13歳未満のアルファ世代では非ヒスパニック白人が 50%以下とされる。子どもをメインターゲットにするディズニーが非白人キャラを増やしているのは、マーケティング戦略として自然だろう。
加えて、同国のアフリカ系コミュニティは「同胞の映画を特に観に行く層」と知られている。『リトル・マーメイド』にしても、プロモーション幹部は 「黒人層を惹きつけ、すべての人を包括する」 戦略を公言していた。オープニングのチケット購入者のうち、黒人は35% とひときわ高い( 同グループの人口比率は若年層でも10%半ば )。(中略)
国際市場での低調は、ハリウッドに衝撃をもたらしたようだ。中韓のレビューサイトでは公開前に低評価をつける荒らしが報告されたため 「予想以上の人種差別的反発」 だと驚く向きもある。
しかし、映画ファンのあいだでは、ほかの理由も挙げられている。まず、ディズニーリメイクが飽きられてきた疑惑。
さらには、国際市場で重要なスーパースターも不在だった。世界的知名度を誇る『アラジン』のウィル・スミスと異なり『リトル・マーメイド』のスターキャスト、アースラ役メリッサ・マッカーシーは北米人気に偏る。(中略)
「当たった」「コケた」をすぐには判断できないワケ
ブラック・アリエルをめぐる議論は混迷をきわめた。製作費が高いこともあって、大成功を遂げたとも、大コケしたとも言いづらい。そこで浮上したキーワードは「損益分岐点」。5億6000万ドル以上と目される黒字ラインが達成できるのか、白熱のディベートが交わされている。
映画の興行収入の予想や議論は、ひとつのファンカルチャーとなっている。
一方、こうしたコミュニティの「当たった」「コケた」認定への苦言も出ている(以下略)
文春 6月16日
https://bunshun.jp/articles/-/63553?page=2