ランジュ「鐘嵐珠さんははかれない?」 (33)(完)
8:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/04/08(土) 21:23:30.30:vN8EEsWK0 (8/33)
栞子「確かに、ランジュは昔から人との距離がはかれてないようでした」
ランジュ「そ、そう?」
栞子「仲良くなった子とはベタベタくっつきますし、嫌われたら激しく落ち込むし…」
ミア「ボクと付き合えたのが不思議なくらいだよね、ホント」
ランジュ「む…」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/04/08(土) 21:24:30.75:vN8EEsWK0 (9/33)
せつ菜「まぁ、私はどんなにベタベラされても気にしませんけどね!」
歩夢「せつ菜ちゃんちょっと黙ってて」
ランジュ「わかったわ!」バン!
侑「え?何が?」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/04/08(土) 21:26:08.22:vN8EEsWK0 (10/33)
ランジュ「これから人との距離を正確にはかれるようになってくるわ!」
ランジュ「見てなさいよ!」
ガチャバタン!
歩夢「行っちゃった…」
侑「ランジュちゃん…」
栞子「ミアさん、少し言い過ぎではないですか?」
ミア「いや、ボクだけのせいじゃないだろ!」
11:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/04/08(土) 21:28:19.12:vN8EEsWK0 (11/33)
~廊下~
ランジュ「とは言ったものの…どうすればいいのかしら…」
??「そんなあなたにこれ」ヒョコ
ランジュ「きゃっ!誰よ!?」
??「私は通りすがりのメカニック」
12:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/04/08(土) 21:30:22.66:vN8EEsWK0 (12/33)
ランジュ「ローブ来て顔にあのボードつけてるけど…璃奈よね?」
璃奈「そんな事は今どうでもいい、今のあなたにはこれが必要」ゴソゴソ
璃奈「人との適切な距離がはかれるメガネ」
ランジュ「え?何よそれ」
13:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/04/08(土) 21:31:39.12:vN8EEsWK0 (13/33)
璃奈「ものは試し、ちょっとかけてみて」
ランジュ「え、ええ…」スチャ
璃奈(200)「どう?」
ランジュ「璃奈の頭の上に200って出てるわ!高いわね!」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/04/08(土) 21:33:19.09:vN8EEsWK0 (14/33)
璃奈「それは私とランジュさんの距離感、高いほど離れてる」
璃奈「数字が高い人ほど距離を離した方がいいってこと」
ランジュ「なるほど…じゃあ逆に数字がひくければベタベタしていいって事ね!」
璃奈「まぁそういうこと」