かすみ「大好きを」 (54)(完)
22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/03/31(金) 14:13:54.71:Ug8QZq4GO (22/54)
果林「あら」
侑「ようやくいつものかすみちゃんらしくなってきたね」
かすみ「みなさん!お願いがあります!せつ菜先輩に想いを伝えるライブを手伝ってください!」
23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/03/31(金) 14:14:23.41:Ug8QZq4GO (23/54)
〈生徒会室〉
菜々「はぁ…」
副会長「大丈夫ですか?」
菜々「え、えぇ。大丈夫です。」
菜々(昨日、かすみんさんの言葉を遮るようにあそこから行きましたから顔を合わせづらいですね…)
副会長「業務を手伝ってくださるのは有り難いのですがスクールアイドルアイドル同好会の方はいいんですか?」
24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/03/31(金) 14:14:59.52:Ug8QZq4GO (24/54)
菜々「だ、大丈夫です。最近練習を詰めすぎてて侑さんにも休むよう言われてましたし」
副会長「そうなんですね…ってダメですよ!練習のやりすぎで身体とか壊してないですか?」
菜々「だ、大丈夫ですよ!」
副会長「ならいいですが」
菜々「あ、あはは」
副会長「せつ菜ちゃんは私にとって大切な存在なんですからね」
菜々「あ、ありがとうございます」
副会長「もちろん会長…失礼元会長もですけど」
25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/03/31(金) 14:15:37.31:Ug8QZq4GO (25/54)
菜々「ふふ、こちらこそ」
『ハシリダシタ~オモイガ』
副会長「電話が少し失礼します」
菜々「どうぞ、どうぞ」
副会長「すみません、もしもし」(生徒会室の外に)
菜々(副会長、着信音CHASEなんだ…)
菜々「はああ…同好会に行きにくい…」
菜々「一度休んで間が開くと行きにくくなるんですよね…」
菜々(…かすみさん)
26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/03/31(金) 14:16:03.41:Ug8QZq4GO (26/54)
菜々「今日はここを手伝うと副会長に言ってしまいましたし…でも同好会も…」
菜々「…うぅ、よし!副会長には言った手前申し訳ないですが今日はやっぱり同好会に行きましょう!」
副会長「…はい、はい。分かりました。では失礼します」(生徒会室に戻ってくる)
副会長「すみません、戻りました」
菜々「あっ、いえ、あの、副会長すみません、あのこの後ーー」
副会長「すみません、元会長。前の業務で残ってるのがあって。申し訳ないですが時間があれば手伝って頂きたく」
菜々「あっ、そ、そうなんですね…えっと…」
27:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/03/31(金) 14:16:30.08:Ug8QZq4GO (27/54)
副会長「厳しいでしょうか?」
菜々「だ、大丈夫ですよ!侑さんからもしばらく休んでほしいって言われてましたし」
副会長「本当ですか!良かった。なら甘えて申し訳ないですがお願いします。私も一緒にやりますが手伝って頂けるなら三日ほどで終わると思います」
菜々「み、三日…!?」
副会長「はい。前年度のなのでデータと書類を探すところからになるので…お願いします」
菜々「は、はい…」
菜々(うぅ…やってしまいました。でも引き受けたからには…それに私の時の仕事ですし…)
副会長「…」
28:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/03/31(金) 14:17:04.03:Ug8QZq4GO (28/54)
三日後
〈生徒会室前〉
菜々(はぁ、業務をやってても集中できてなくて…今日中に終えるのは厳しいかもですね。同好会に行けるのはいつになるのやら…)
菜々「いえいえ、マイナスに考えてはいけません。今日も頑張りますよ!」
菜々「副会長ー」(ドアガチャ)
菜々「…まだきてないみたいですね。待ちますか」
菜々「あれ、なんでしょうこれ。いつも作業をする机の上に何か…封筒…toせつ菜先輩へ、fromかすみんと愉快な仲間達…」
菜々「…ふふっ、なんですかこれは中には何が」(ガサゴソ)
菜々「これは…チケットですかね…日付は今日…場所は講堂…」
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