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【後編】二年間交際した最愛の彼女に男がいる事が判明するも許す気でいたら向こうが本命で俺が不貞相手だった。しかももう1人男がいるみたいで三股だったんだが…


275: 名も無き被検体774号+ 2014/07/19(土) 22:53:41.64 ID:vF5R7I3O0

鍵があいてることを不審に思いながらもメイの家の中に入った

学生で下宿したことある奴ならわかると思うんだけど、
メイの部屋は玄関入ってすぐキッチンで、
その先に部屋への扉がある

で、俺たちが玄関の扉をあけた瞬間ぐらいにその部屋の扉をメイがあけた

完全な鉢合わせ

俺、めちゃくちゃ間抜けな感じで「あ」って声でたよ

メイの方はと言うと全く動じず

「あ、俺くん、久しぶり^^」って感じ

何も言えない俺を押し退けて遊び男が
「ごめんねメイちゃん、こいつがなんかどうしてもメイちゃんと
 顔見て話したいことあるらしくて来たんだけどさ…
 入っていいよね?」みたいなこと早口に言って靴をぬぎはじめた

強行突破するらしい

ちなみに前にもちょこっと言ったが、
メイには一度遊び男を紹介したことあるから顔は知ってる

メイはこれにも動じず「うん、どうぞ」と俺たちをあげる

部屋にあがりながら
「あぁ、これは太郎泊まってなかったな」と俺は察した

頭のきれるメイのこと、
多分俺が今日の約束も知ってるとわかっていて太郎を帰したのだろう

じゃぁ俺たち何しに来たんだと焦りながらも後に引けずメイの部屋へ

部屋は電気はついてなくて、テレビでハリーポッターが流れてた

そして驚くべきことに太郎がいた




276: 名も無き被検体774号+ 2014/07/19(土) 22:56:42.58 ID:vF5R7I3O0

もう俺文章下手だからこっから会話文でかいてく

男三人
「!??」

メイ
「太郎くん、こちら俺くんとそのお友達。
 俺くん、こちら太郎くん。」


「は、はじめまして」

太郎
「…友達?」

ちん
「お前こそ誰だよ、こいつはメイちゃんの彼氏だよ」

太郎
「え?」

メイ
「そうだよー。大学入ってから付き合った彼氏!
 で、俺くん、太郎くんは前はなした高校からの彼氏」

太郎
「え?どういうこと?」

メイ
「うん、きちんと説明しますね!
 でももう何度も同じこと話したくないしちょっともう一人呼ぶ!」

そう言ってポカーンとする俺たちをおいて
メイは電話をかけはじめて
「今から来て」みたいなことを話して電話できった

俺、怖い893のお兄ちゃんとか呼んだのかと思って即座に冷や汗

遊び男の「もしかして商社マンを呼んだの?」という言葉に心臓バクバク

よく知ってるねーと笑うメイ

この中で最も状況がわからず無言の太郎

もうまじでカオスだった




277: 名も無き被検体774号+ 2014/07/19(土) 22:58:59.08 ID:vF5R7I3O0

で、何故かメイがお茶をいれてくれて
四人でそれをすすりながら商社マンを待つ

異様な空気に俺と太郎は何も話せず、
代わりに遊び男とメイが話し出す

ちん
「これって所謂修羅場なのに、
 メイちゃん気持ち悪いぐらい落ち着いてるね。
 もしかして今日俺たちが来ることわかってたの?」

メイ
「うーん、俺君が遊び男くんに
 全部話してたら来るかなとは思ってました。
 でも来そうにないから電気消しちゃって」

俺はその時後半のメイの言葉の意味が理解できなかったんだけど、
後から考えたら、俺たちがしようとしてたこと
全部予想してわざと電気消しておびきよせたってことなのかな

本当にそうなら俺には理解不能だし、もはや気持ち悪かった

遊び男と会話してる時のメイはすごく刺があって、
遊び男を敵対視してるってのが俺にもわかった





278: 名も無き被検体774号+ 2014/07/19(土) 23:00:00.32 ID:gzgW/RxS0

メイちゃん相変わらずかっこいいな!w




279: 名も無き被検体774号+ 2014/07/19(土) 23:01:08.79 ID:gzgW/RxS0

鍵もわざと開けてたんかなー




282: 名も無き被検体774号+ 2014/07/19(土) 23:05:26.85 ID:vF5R7I3O0

>>279 
それは聞かなかったが、多分そうとしか考えられない




280: 名も無き被検体774号+ 2014/07/19(土) 23:03:47.64 ID:vF5R7I3O0

ちん
「ってか商社マンってそんな家近いの?
 すぐこれるもんなの?」

メイ
「もうあと10分もあれば来ると思いますよ、車ですし。
 それに前もって、
 もしかしたら来てもらうかもとは言っておきましたし」

ちん
「なんで君がそんな堂々と構えてるかまじで謎なんだけど。
 この状況予想できてたんなら回避するでしょ、普通。
 なんなの、どえむなの?」

メイは「どちらかといえば」って言って
めちゃくちゃ可愛く笑って
それっきりずっとお茶をすすってハリポタみてた

俺と太郎もハリポタ見てた、ちなみに魔法の部屋のやつ

遊び男は隣の俺にも伝わるぐらいイライラしてた

で、15分ぐらいしてインターホンがなり商社マンが入ってきた

商社マンって堅いイメージで勝手にスーツを想像してたけど
そんな夜中にスーツなわけもなくジャージでちょっと拍子外れだった

部屋に入ってきた商社マンも太郎同様「???」状態




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