【前編】嫁側の不貞未遂で離婚した後日、再構築を求めてチームを組んだ元嫁に根負けして交際開始→それから約2年半が経過したある日、元嫁への気持ちに気付いた俺は…
15: 田中 ◆80dyglomdw 2022/04/16(土) 21:35:27 ID:GhEiIBLk0
前の書き込みで話したけど嫁は同性にはどうも嫌われやすいらしく
弟嫁も嫁を好きではないと言っていたけど
敵の敵は仲間というわけでもなく、
この時嫁が出かけるといっていた友達のことも弟嫁は好きではなかったらしい
グループみたいなのが2つあって弟嫁側の人が、
グループ跨いで例の先輩とそこそこ繋がっていて
いろいろと情報を聞き出していたとのこと
今となっては再婚まで一番感謝してるのは弟と弟嫁
一応弟と弟嫁に家へ来てもらったのが夜の10時頃
とりあえず連絡を待つも、
夜11時頃まで連絡がなく嫁に電話をしても出ない
そして女友達に電話をしても出ない
抑えようとしても不安がどんどん膨らんで
「探しに行く」と言ったんだけど
「待って」と弟嫁が言って別の所に電話を書けた
それから15分くらいして一人の男がきた
聞くと女友達の彼氏とのこと
すぐ電話をしてもらうと女友達が電話に出た
16: 名無しさん@お腹いっぱい。 2022/04/16(土) 21:37:13 ID:nsss0hhS0
ほほぅ、それでそれで?
17: 田中 ◆80dyglomdw 2022/04/16(土) 21:44:31 ID:GhEiIBLk0
「今さ、嫁さんの旦那さんのところにいるんだけど嫁さん出して」
「えっ…今コンビニに」
「どこのコンビニ?遅いから旦那さんが迎えに行くって」
「…」
「お前、アリバイ工作みたいなことしてないよな?」
「…」
「黙ってちゃわからない。けど不倫の手伝いは法にふれるぞ?」
みたいな会話をしたあとしゃべりだす
「たぶん先輩の家にいると思う」
ここで彼氏さんが申し訳なさそうに
「すみません、先輩の家にいるそうです」
「で、家はわかるか」
から家を聞きだし彼氏さんの車に俺、彼氏さん、弟、弟嫁の4人で乗車
向かう途中で日付をまたぐも嫁からは連絡なし
18: 田中 ◆80dyglomdw 2022/04/16(土) 21:51:45 ID:GhEiIBLk0
そして聞いた家へ到着
4人で降りて玄関へ向かう途中で
横の駐車場からアイドリングの音が聞こえる
そっちへいくと車の中に先輩と嫁が乗っていた
瞬間、なんか一気に血が上ったんだけど察した弟が俺の腕をぐっと掴んだ
振りほどこうとした横をすごい勢いで弟嫁が車に行った
「なにしてんだよ嫁子!!」
なんか俺よりブチギレしてた
助手席のドアを開けて嫁を引きずり下ろす
直後にむかついた顔で勢いよく先輩が降りてくる
弟嫁と彼氏さんが先輩と言いあってるあいだ、
俺は弟におさえられて近寄れず
嫁はうつむいたまま弟嫁に罵倒されまくってた
20: 田中 ◆80dyglomdw 2022/04/16(土) 21:58:52 ID:GhEiIBLk0
少しして弟嫁は「あんた、指輪は?」って聞いた
嫁は左手を右手で抑えて隠している
「指輪って結婚してたのかよお前」とか先輩は動揺してた
ここから弟嫁がさらにヒートアップ
罵声浴びせながら嫁の左手ねじり上げて確認したあと
「彼氏さんごめん、こいつ連れて帰りたいから帰りも頼んでいい?」
「もちろん。彼女が迷惑かけたみたいだし」
って弟嫁がいろいろぶったぎって彼氏さんの車に乗せ
5人で俺の家へ帰る
先輩はわけがわからないという顔でいたけど追ってくるようなことはなかった
嫁はうつむいて一言も発さなかった
家に着くと彼氏さんが
「こっちも事情はっきりさせてくるからあとで電話する」
と弟嫁に言って俺に深々と頭を下げて帰って行った
21: 名無しさん@お腹いっぱい。 2022/04/16(土) 22:02:51 ID:nsss0hhS0
これは、叩かれる覚悟要るわ。
頑張れー
22: 田中 ◆80dyglomdw 2022/04/16(土) 22:12:48 ID:GhEiIBLk0
家についてから10分くらいは沈黙だったかな
ただ一番最初に声を発したのは弟嫁で
「俺くん、こんなのとは離婚したほうがいいよ」だった
俺は何かを聞こうとか
何かを言おうとか思っても言葉が見つけられないくらい動揺してた
何かを聞こうとかいっても結局聞きたいのは全部だし
そのなかで聞きたくないことだけが前面に出てくる
俺より先輩を選ぶと言われたら…がずっと俺の心をえぐってくる
結局何も言えず聞けずで時間だけが過ぎていく
そんな俺の様子を察してくれたのか弟嫁が嫁を詰めた
「何か言うことあるんじゃないの!?」
「指輪外して会うとか、もうその気しかないんでしょ!?」
「私、お義父さんにもお義母さんにも言うからね」
もっといっぱい怒鳴ってた
そのあいだ嫁はずっとテーブルの一点を見つめてた
下唇を噛みながらだったけど
目は今までみたこともないくらい悲しそうな感じで
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