性被害に遭って心を病んだ私を献身的に支えてくれた夫を無下にして離婚の道を選んでしまった。その結果で28歳でシングルマザーに…人生詰んだ。
29: 1 ◆/Pbzx9FKd2 2014/04/10(木) 21:19:53.60 ID:eBZcKM0m0
>>26さん、ありがとうございます。
続けさせていただきます。
救急車で搬送される際、
少しの振動でも経験したことのない痛みが体を走り、
呼吸をすることもままならない、そんな感じでした。
病院は最寄りの総合病院で、
主人と娘は家の車で追ってくると言う形でしたが
病院についても、年末近かったので酔っ払った人の搬送やそういったので
一向に医師が来ず、とにかく痛いのを耐えるのと警察の方もたくさん来て、
「被害届けを出して欲しいので、
辛いとは思うけれどもサインしてください」ということで
すぐさま、捜査が始まりました。
30: 1 ◆/Pbzx9FKd2 2014/04/10(木) 21:23:30.55 ID:eBZcKM0m0
目撃者の方のお陰でナンバーが割れていたので、検問で犯人が検挙されました。
犯人は、自宅に帰り家族と食事をとり自分の妻と実家に帰る途中だったそうです。
警官の携帯に送られてきた犯人の画像を確認して欲しい、と言われ見たのですが
紛れもない、犯人でした。すぐには罪を認めなかったのですが、
礼状出したら、すぐに認めたそうです。
31: 1 ◆/Pbzx9FKd2 2014/04/10(木) 21:27:11.71 ID:eBZcKM0m0
そして、やっと医師がきて検査をしたのですが
診断は、「腰椎圧迫骨折」という診断で
絶対安静と後遺症が残る可能性を
覚悟しておいて欲しいと言われ、警察の方から
「これから、警察や検察の調書等の件で大変だと思います。
ですが、犯人を適切に処罰するためにお願いします」。
そこで私は、受傷状況の写真やボロボロになった着衣などの写真、
DNAと指紋の採取をされました。
主人が一生懸命に対応している姿をみて、
「結婚記念日のプレゼント買いに行かなかったらよかった、ごめんね」と
いうことしかできませんでした。
32: 1 ◆/Pbzx9FKd2 2014/04/10(木) 21:29:15.81 ID:eBZcKM0m0
警察から「マスコミに発表する際、どうしますか?」と
現実をぶつけられました。
私は、そんなこと考えてもいなくて
まずは弁護士を探すことから始めましたが
弁護士が来たのは、年が明けてからで
その間は大部屋では耐えられないと判断し、
差額ベッド代がかかりますが個室で過ごすことになりました。
33: 1 ◆/Pbzx9FKd2 2014/04/10(木) 21:33:35.88 ID:eBZcKM0m0
警察から、
「○○さん、犯人は○○さんの家から車で3分程度の場所に住んでいます。
もう一点、犯罪の前科がありやっと執行猶予が切れたばかりでした。
この近辺で、同一人物と思われる犯行があり・・・」
それからは、警察と検察官の調書でとにかく非日常を体験していました。
34: 1 ◆/Pbzx9FKd2 2014/04/10(木) 21:38:04.53 ID:eBZcKM0m0
罪名は強制わい〇つ致傷罪で、裁判員裁判になるということでした。
そこから、毎日毎日、警察、検察と忙しかったです。
入院中にとにかくその事件に遭った時のことを思い出そうとしなくても、
勝手に回想されて、眠れない死にたくなる今までに体験をしたことがないこと
が自分の身に起こるようになりました。看護師さんの前で、
「こんな体がどうなるかもわからない、家族にも迷惑をかけて申し訳ない。
自分勝手だけれども、死にたい」と泣いたあとに、
「でも、大丈夫です。
死んだら家族が余計に苦しみますからね」と笑ったことを覚えています。
36: 1 ◆/Pbzx9FKd2 2014/04/10(木) 21:40:04.29 ID:eBZcKM0m0
毎日、お見舞いに来てくれる子どもと主人が私の励みでした。
子どもが「ママ、お守りだよ痛いの治るよ」とお守りをつくってくれて、
それを携帯電話につけました。ささやかですが、病院のベッドの上で
結婚記念日を祝いました。今にも泣きそうなのを堪えて、泣いてしまったときは
「嬉しくて泣けちゃうんだ、ママ弱いねえ」と虚勢を張ることしかできず
何をどうしたらいいのかもわからないそんな時間でした。