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彼に招待されて彼実家に行ったら普段はすごく快活な彼が無愛想になった→気まずい空気が流れる中、彼母の夕飯の誘いに応じたら修羅場が始まる事に…


315: 恋人は名無しさん 2011/06/23(木) 19:27:55.48 ID:zv80p0UH0

週末にあった話。 

私と彼は職場で知り合い(部署は別)、1年半つきあって 
彼氏が「親に紹介したい」というので喜んで彼実家に行った。 

彼はすごく快活で明るくて、職場の人気者タイプ。 
私は同期の子とのみ仲がいい、普通~地味タイプ。 
彼実家に行く前、 
「おしゃべりな母親と、
 実家住まいの無口な兄(長男)がいる」ということは聞いていて 
「うちのおかん、おしゃべりだから、引いたらごめんなー」
と言われていた。 

当日、彼はすでに前日に実家入りしてたので 
私は自分の車でナビ通りに彼の家へ向かった。




316: 恋人は名無しさん 2011/06/23(木) 19:28:46.91 ID:zv80p0UH0

彼のお母さんは事前に彼が言ってたとおり、
口数の多い明るい人だった。 
しかし彼の様子が変。 
いつもは職場で「オマエしゃべりすぎ!」と
上司に笑いながら止められるようなキャラなのに 
彼母に何を言われてもむっつり 
「ん」 
「ああ」 
って言うだけ。 
私の手土産のお菓子を彼母が切って出してくれたんだけど、そのときも 
「おいしいねえー」 
「……(無言でムシャムシャ)」 
という感じ。 

すごい気づまりな時間が流れ、
私は正直早くおいとましたかったんだけど 
帰りに彼も乗せて帰ると約束してしまっていたから
私だけ帰るわけにいかず、4時間が経過した。




317: 恋人は名無しさん 2011/06/23(木) 19:31:00.51 ID:zv80p0UH0

彼母が「お寿司をとるからお夕飯もぜひ一緒に」と言い 
彼も「ん」と言うから、
私も「すいません、いただきます」と言って
ご相伴させてもらうことになった。 

そしてお寿司が届いた途端、
留守なのかと思っていた彼兄が部屋から、
彼父が奥の部屋から出てきた。 
彼兄、髪が腰まであるし、お醤油のしみだらけのTシャツだった。 
彼父は一言も発さず。私が挨拶してもこっちをぜんぜん見ない。 

とりあえず食事がはじまった。 
彼兄はなぜか
「結婚する=寿退社=専業主婦志望」と思ったらしく、いきなり 
「結婚してこれで仕事やめれるわーとか思ってんねやろ?
 女は寄生虫やからな、一生寄生される弟はあほや」 
「寄生虫女に生きる価値なし。
 自分の食いぶちも稼げない生物は自然界の掟で死ぬしかない」 
等々と言いだした。 

私は仕事をやめるつもりはなかったから 
「専業主婦になる予定はありませんが」 
と言うと、彼兄、口中からごはんつぶを飛ばして 
「女のくせに金がほしいのか!なんに使う気や!!」 
と急に怒りだした。
口から出た寿司飯のつぶが寿司桶中のお寿司にかかり、もうゲンナリ。





318: 恋人は名無しさん 2011/06/23(木) 19:31:39.59 ID:udC0H9pr0

支援




320: 恋人は名無しさん 2011/06/23(木) 19:33:00.60 ID:zv80p0UH0

「どうせ稼いでホスト通いでもする気やろ!女はクズやさかいな!」 
「その金で韓流スターのおっかけでもするのんか!!」 
えんえんと怒鳴りちらし、
彼に目線で救いを求めても彼はいっさい知らん顔。 
彼母は 
「ごめんね、お兄ちゃんは怒りっぽいねん。
 でも流行りの草食系とかいうナヨナヨ男とは違う、
 男らしさがあるんよね~」 
とニコニコしてるだけ。 
彼父はさっさと席を立っていなくなり、
最後まで一言も言葉を発しなかった。 

彼兄が怒鳴り飽きるまで耐えて、彼兄が自分の部屋に戻ってから
やっと帰れることになったんだけど 
去り際の玄関でまた衝撃の光景が。 

玄関口の靴を履くところで 
「ん」 
と言ったまま仁王立ちの彼。そのすぐ横にひざまずいて、
靴を揃えて彼の足もとに差し出す彼母。 
「ん」 
とうなずいて、差し出された靴を履く彼。靴を差し出されるまで、
自分で動く気配いっさいなし。 
正直、その日一番ドンビキした。




321: 恋人は名無しさん 2011/06/23(木) 19:34:17.50 ID:udC0H9pr0

なにそのすくつ




322: 恋人は名無しさん 2011/06/23(木) 19:35:17.78 ID:zv80p0UH0

帰りの車内で、彼はいつもの職場で見せる快活な彼の顔になっていて 
「おしゃべりなおかんでごめんなー、合わせてて疲れたやろ。」 
「土曜つぶさせちゃったし、明日の日曜はゆっくり休んでな」 
とニコニコ顔でマシンガントークしてくるのが、またいっそう不気味だった。 

怖くて車内では何も言えなかったんだけど、
彼のアパート前で彼をおろしたとき 
「ごめん、あなたのお母さんみたいに、
 ひざまずいてあなたの靴揃えることは私にはできひんかもしれん」 
と言った。 
そしたらニコニコしてた彼の顔が一瞬ですうっと変わって、 
「……あぁ?」 
って無表情で唸られた。




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