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【ウマ娘怪文書】夏合宿中のゴミ拾いはトレーナーの仕事の一環である ガラス片一つそれがが故障に繋がる事もある以上手抜かりは許されない


1: 名無しさん(仮) 2024/07/21(日)12:18:17

夏合宿中のゴミ拾いはトレーナーの仕事の一環である
如何にウマ娘が頑丈であろうとガラス片一つ
それがが故障に繋がる事もある以上手抜かりは許されない
「おはようございます」
「今日も精が出ますね」
また地域住民との親交も彼等は大切にせねばならない
ゴミ拾い用のトングを片手に会釈するトレーナーは
すれ違った男のシャツをはち切らんばかりの胸筋を垣間見た
「ヒュッ」
咄嗟に構えたトングの先端が男の手刀によって寸断される
「困りますね、ゴミを増やされては」
「まあまあ。これも仕事のうちと考えていただければ」
自然と構えを取った二人は油断なく両手を構え
摺り足がじり…と砂浜を這う
夏合宿中のゴミ処理はトレーナーの仕事の一環である




2: 名無しさん(仮) 2024/07/21(日)12:18:29

成程トレーナー狩りだ
春先に地…闇の者達が人手不足に悩み行われるそれとは違い
音に聞こえる中央のトレーナー達が府中を離れるこの時期
年頃の優れたウマ娘を育成する若武者相手に己の業を試そうと
野生の達人がこれ幸いと集まってくる夏の風物詩である
互いの手が腰に伸び、そしてゆっくりと「それ」を口に食む
「「あむぅ」」
おしゃぶりである
―――奇しくも同じ構え…
いや、怒らくこの男の目的は最初から自分
彼がスーパークリークのトレーナーである事を承知で挑んできたのだろう
「あだっ!」
「だーだ!だーだ!」
放たれた男の拳は鋭く、平手で防いだトレーナーの回し受けを弾き
成人男性が放つ赤子のような声と共にパン、パンという音が空気を震わせる






3: 名無しさん(仮) 2024/07/21(日)12:18:41

「ぶぅー!」
守勢から一転、瞬歩で間合いを詰めての回し蹴り
だがバックステップで回避した男はそのまま宙返りし
そしてその身を屈め四つ足の体勢を取る
(…出来る…)
ならば、とトレーナーを身を屈めると二人はそのまま加速し
「「あだだだだだっ」」
這い這いで激突すると砂煙が舞い
身を起こした互いの額からは一筋の血が流れていた
「あぶぅ…」
「だーだぁ…」
不敵に微笑む二人。頭蓋の硬さとバブみ…おぎゃりは互角
ならば、と次の一手を取り出す
トレーナー必殺のガラガラに対し相手はおしゃぶりかけ
その選択が果たして正解だったか否かは次の衝突で決まる





4: 名無しさん(仮) 2024/07/21(日)12:18:54

「「きゃっきゃっきゃ!えへぇへぇへぇ」」
まるでシンクロするように跳躍する男二人を
固唾を呑むスーパークリークと無表情のタマモクロスが見ていた




5: 名無しさん(仮) 2024/07/21(日)12:20:13

自分等とち狂ってるんか




6: 名無しさん(仮) 2024/07/21(日)12:21:12

ゴミを増やすなや…




7: 名無しさん(仮) 2024/07/21(日)12:25:47

なんや
暑さで脳味噌が煮えてしもたんか?




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