DQN「この女まわしちまうぞ!!」仲間「まわせまわせ!!!」→
43: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/03/23(火) 19:04:18.532 ID:rhOuJQcj0
DQN「お前さえよければなんだが……」
女「?」
DQN「誰がお前を狙ってるのか明らかになるまで、俺がお前を守ってやる!」
女「!」
DQN「お前の回りについててやるよ! 絶対手を出せないように! ……どうだ?」
女「ありがとう……お願いするわ! とりあえず、次の大会まで……」
女「次の大会は特に大事な大会だから……」
DQN「決まり! 絶対お前を守ってやるぜ!」
44: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/03/23(火) 19:07:19.413 ID:rhOuJQcj0
それ以降――
DQN「……」ジロジロ
女「……」
ファン「あの、サインを……」
DQN「サインだァ!? ……いいぜ! 書いてやる!」サラサラッ
ファン「いや、あんたのじゃなくて……」
DQN「あれから……これといった事件は起きねえな」
女「うん、あなたのおかげで手出しできないみたい。この分なら次の大会は大丈夫そうね」
DQN「だといいんだがな……」
45: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/03/23(火) 19:10:08.724 ID:rhOuJQcj0
大会当日――
DQN「会場まできっちりガードしてやらぁ!」
女「ありがとう!」
女「――!」ハッ
覆面A「待ってたぜぇ……」
覆面B「会場には行かさねえ……」
覆面C「覚悟しろ!」
女「この人たち……! 武器まで持って……!」
DQN「どうやら絶対お前を大会に出したくねえみてえだな」
46: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/03/23(火) 19:13:07.463 ID:rhOuJQcj0
DQN「もう時間がねえ……行けっ!」
女「でも……!」
DQN「お前はフィギュア選手だろ! 氷の上で回るのが仕事だろ!」
DQN「んで、こういう連中を路上で敵に回すのは……俺の仕事だ! 行けっ!」
女「ごめんなさいっ!」ダッ
覆面A「あっ!」
覆面B「待ちやがれ!」
DQN「おっと通さねえよ! 俺を敵に回したこと……後悔しなァ!」
47: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/03/23(火) 19:13:31.605 ID:71hnvynOr
支援
48: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/03/23(火) 19:16:06.604 ID:rhOuJQcj0
女「おはよう」
ライバル女「……! なんであなたが……!」
女「今ので分かったわ……嫌がらせやあの男たちを仕向けたのは、あなただったのね」
ライバル女「くっ!」
女「だけど、今はあなたを責めてる場合じゃない。すぐ準備しなきゃね」
ライバル女(あのバカども、なにやってるの! 絶対会場に来させるなっていったのに……)
ライバル女(まぁいいわ。今のこの子にいつも通りのパフォーマンスができるとは思えないし)
ライバル女(実力で叩きのめしてみせる!)
49: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2021/03/23(火) 19:18:42.139 ID:rhOuJQcj0
女(いよいよ私の番……)
~♪ ~♪
女(いざ!)スイッ
女「……」スイッスイッ
女「……」シュザーッ
コーチ(うーむ、おかしい……いつものようなキレがない……!)
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