トップページに戻る

【後編】うちの妻と不貞した間男が先日要求した慰謝料の額を値切ろうとしてる事が判明したので勤務先に間男を解雇するよう交渉しに行く事にした。決行は明日。楽しみです。


304:鬼です ◆6waaLb9I4Q 2008/01/19(土) 17:08:42

昨夜元妻と最後の夕食を共にしてきました。

彼女はいつもと違う硬い表情でやってきました、
一通り世間話などをして食事が終わりがけのころ、

私はついに本題に入り、彼女とやり直す意思がないこと、
そして娘達がもっと大きくなり自分たちの

意思で彼女に会いたいと言うまでは娘達にあって欲しくないことを伝えました。

彼女はしばらく沈黙した後で言いました

そんなことはゆるさないわ、あなたは私のことを愛してる
必ず死ぬまで君を守るって、
今回のことだってあなたがわるいのよ!

あなたは子供達が生まれたり、仕事が忙しくなったりして、
段々と私のことを見なくなったじゃない、
あなたは私を私だけを見てなくちゃいけないのよ!
あなたは私のことを死ぬまで愛するって誓ったんだから

怒りに震えながら彼女はそう言いました。

そう、それこそがまぎれもなく彼女の本心だったと思います。

私はおそらくとても悲しそうな顔で言いました
「ごめんな、そうかもしれない、でももう無理なんだ」

彼女は怒りをあらわにして聞きました
「どうして?」私はいいました
「・・・もう君を愛していないから」と。

その瞬間彼女は呆然とした表情でうつむき長い時間沈黙していました。

どれくらいの時間そうしていたでしょう、
再び顔を上げたときには彼女の顔からは先ほどまでの険しさがなくなり、
おだやかな表情で
「長い間本当にありがとう、そして本当にごめんなさい」
そう言うと彼女は席を立ち、
泣きながら無理やりに微笑んで去っていきました。

彼女は初めて男を愛してから実に20年もの時間がたってやっと、

どれほど愛されていても決して許されない行いもあると、

どれだけ自分が反省しても後悔しても決して元には戻れないこともあると。

彼女はやっと本当の意味で大人の女になったのかも知れません。

今朝前に書きました
間男の年上の恋人の理恵という女性から、突然電話がありました。




306:名無しさん@お腹いっぱい。2008/01/19(土) 17:15:51

> あなたは私のことを死ぬまで愛するって誓ったんだから

俺なら 「どの口がいうかっ〜!」って叫びながらパンチだな。




307:名無しさん@お腹いっぱい。2008/01/19(土) 17:18:24

>>306

愛が枯れないと思ってるんだろう。

浮気されれば冷める愛もあるとは思ってないんだろうね。





310:鬼です ◆6waaLb9I4Q 2008/01/19(土) 17:30:53

実は昨夜私と会ったあと私の元妻が彼女のところに電話をして、

間男と自分のことを全て話したそうです。

妻は彼女に謝りながら自分の愚かな行いで大切な人を傷つけてしまった、

私に償うために間男にも制裁を受けさせるために
全てを話すんだと彼女に説明したそうです。

彼女と私はお互いに謝りながらもしばらく話をしました。

やはり彼女も間男が私の妻と付き合い始めたころから、
違和感は感じていたそうで、特に私に発覚して以降 、
あきらかな挙動不審ぶりにとまどっていたそうで
本人に聞いても何があったのか
口を濁して言おうとしない様子に怒ってもいたそうです。

ただ発覚して以降、他にすがる相手もいなかったためか
彼女と間男は急速に接近して、
今年中には結婚するつもりだったそうです。

でも理恵さんは最後に言いました
「私たちももう終わりにします、私も心底疲れましたから」

先ほど取り乱し半泣きになった間男から
私に電話があり怒りと憎しみに支配されながら
「あんたが奥さんのことほっておいたから
 こんなことになったんじゃないか、あんたが悪いんだろ、
 なんで俺を苦しめるんだ、
 俺はあんたのせいで仕事も婚約者もなにもかもうしなったじゃないか、
 どうしてくれるんだ、しかもまだ裁判なんか起こして
 金まで巻き上げるつもりなんだろ?
 俺は絶対にあんたを許さないからな、
 あんたは人間じゃない、鬼だ」

私はだまって聞いていましたが、最後にこう言いました

「これで終わりじゃないからな、覚悟しておけ」




311:名無しさん@お腹いっぱい。2008/01/19(土) 17:39:57

責任転嫁も甚だしい




314:名無しさん@お腹いっぱい。2008/01/19(土) 17:50:52

鬼さんは本当良くやってるよ。

頭が下がる。




317:鬼です ◆6waaLb9I4Q 2008/01/19(土) 17:54:48

もうここまでくると
裁判なんて大した意味を持たなくなってしまいましたが、

それでも始めた以上は中途半端で終わらせてはいけないと思います、
私は最後まで決してやめません。

池に小石を投げたようにどんどん不幸の連鎖は広がり、

次第に多くの人々を巻き込んで広がって行くようです。

最初はきっとささいなすれ違いだったのでしょう、
私の至らなさだったかもしれません。

小さな憎しみが人々の不信感をどんどんと吸収して気がつけば
巨大な憎悪となって私たちだけではなく、
周りの人々まで襲っているような気がします。

今さら考えてもどうしようもありませんが、

自分と妻はいったいどこで間違ったのか?

どうして気づくことが出来なかったのか?

回避するすべはなかったのか?どうしても考えずにはいられません。

裁判の結果はご報告したいと思いますが、
私が当初考えていたよりもはるかに急展開してしまい、
まあ私は事態をコントロールしているつもりで
結局流れに翻弄されただけだったようで、
もうこの後ご報告することもほとんどないと思いますので
これにて終わりにしたいと思います。

たくさんの激励やお叱りのお言葉をいただきまして
本当にありがとうございました。

私の経験が同じような苦難の最中にある方の
ほんのちょっとでも参考になれば幸いです。

ただ、今私が妙に不安なことは、
上の娘に昨夜
「○○子が大人になるまでママにはあえない、
 これからは3人で暮らしていこう、本当にごめん」って
耐え切れずに泣きながら話をしたのですが、
彼女は一瞬キョトンとした表情をした後で
泣きながら無理やり微笑んで
「大丈夫だよパパ、泣かないで、
 私がいるから寂しくなんてないから」と言った時の彼女の表情が、

前日の私たち夫婦の
ラストシーンのときの妻の表情に瓜二つだったことです。




[6]次のページ

[4]前のページ

[5]5ページ進む

[1]検索結果に戻る

この記事を評価して戻る



通報・削除依頼 | 出典:http://2ch.sc


検索ワード

間男 | | 後編 | 不貞 | 要求 | 慰謝 | | 判明 | 勤務 | 解雇 | 交渉 | 決行 | 楽しみ |