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祖父祖母の暮らす村が実在しない


1: 本当にあった怖い名無し 2022/05/09(月) 20:36:19.74 ID:SOLrGfUg0

よくある村系の話です。
少し前に数年ぶりに祖父祖母が暮らす村へ行こうと思ったが記憶してる道通り行っても全くつかなかった。
不思議な事もあるんだなって思って2ちゃんで有名になってた数々の村の話を見たことあったから書き込んでみた
https://livedoor.blogimg.jp/nwknews/imgs/7/0/7081b1aa-s.jpg






2: 本当にあった怖い名無し 2022/05/09(月) 20:44:37.76 ID:SOLrGfUg0

特定防止のため色々ふせる

祖父祖母の村はかなり山奥にあって市街地からかなり車を走らせないといけない所だった。
小学生の頃まではしょっちゅう親の運転で行ってたが中学あがる頃には部活部活で全く行かなくなった。だから祖父祖母が俺んちまで来てた。
村までの道は獣道ってほどではないけどかなり細く木が両側生い茂ってる道をずっと進まないといけない感じで離合もギリギリ。村はお年寄りばかりで軽トラがすごい多かった。
民家はザ昭和って感じ。一軒家ばりにデカい倉庫?納屋?がどの家もあってお店は小さい商店が一軒とパッと見普通の家にしか見えない郵便局(郵便係のおばあちゃんの家)が一軒のみ。
昼間はその商店で婆達がたむろってずっとお話してた。




3: 本当にあった怖い名無し 2022/05/09(月) 20:53:36.80 ID:SOLrGfUg0

その村に連れてかれてもやる事といえばテレビをぼーっと見るか外に探検に行く事くらい。よく弟と婆ちゃんからもらったお菓子や食卓に並んだ唐揚げとかおにぎりとかを袋に入れて水筒持って山や森の中に突撃してった。周りのお年寄りも「あらぁまた来てたんだねぇ」(ほんとは方言バリバリだが特定防止のため変換)て声かけてくれて飴とか沢山貰ってた。
山をくり抜いて村を作りましたみたいな所だから道路を少し外れるとすぐ森や山。水筒がなくなれば湧水を汲んで補給したり、食べ物が尽きたら木苺をとったりなんかしてた。
何もない村だが都会よりそんな田舎が兄弟ともに大好きで村に行くよと言われればワクワクしてた。





4: 本当にあった怖い名無し 2022/05/09(月) 21:07:36.62 ID:GE94l7B30

面白そうじゃないか




6: 本当にあった怖い名無し 2022/05/09(月) 21:09:44.52 ID:SOLrGfUg0

>>4
まさか見てくれてる人がいるとは!
ペースはゆっくりですが気長に見てって下さい




5: 本当にあった怖い名無し 2022/05/09(月) 21:08:04.48 ID:SOLrGfUg0

村には学校が無い。子どもがいないかと言われればごく僅かにいた。覚えてるのは当時中学生くらいの男2人、自分と同い年くらいの女1人。俺と弟はその女の子と遊んでた。小学生低学年くらいの時だったか、村の道路を親と散歩してた時に前からその女の子と母親が歩いてきてお互い挨拶したのが始まりだった。俺も向こうもシャイだったためよく猫が睨みあってるみたいな感じで何も言わずお互いただジッと見るだけだった。でも、それから村へ何回か行って時々その子と母親と会って挨拶してるうち「ほら、遊んでおいで」と親から背中を押されたのがきっかけで遊ぶようになった。俺と弟が村にきて祖父祖母の家で飯食ったら準備してその子の家に迎えに行くのが定番になっていた。
当然村の子のため穴場スポットをたくさん知っていて、その子の案内で崖の上の絶景ポイントや森の中の綺麗な水場、雨の日はカッパを着て草舟つくって上流から下流までスムーズに流せるポイントに行ったりなんかしていた。
向こうは「○○ちゃん」と俺の事を呼んでいたが今ふと思うと俺はその子の名前を知らなかった。
俺の親や祖父祖母はその女の子の話をする時「○○ちゃん」って名前を言ってたがその名前を今思い出す事はできない。
以降その子をAと呼びます。




7: 本当にあった怖い名無し 2022/05/09(月) 21:24:25.88 ID:SOLrGfUg0

そんなAと村に行くたびに遊んでを繰り返してだいぶお互い心許せる仲になってある日
A「秘密の場所があるんだけど行きたい?」
とAから言われました。
「村」っていうのはその土地その村の独特な風習やいわれがある所が多く、特にこんな外界から離れた村となるとそれがより色濃くなる‥と思う。

Aは大人達からは絶対あそこだけは近づくなとずっと念をおされてた場所があるらしく、でも大人達に黙って1人でごくたまに訪れたりしていたとある場所があると言う。
なんでも、そこには神様が祀られているのだがその神様は良い神様ではなくとても悪い神様で村の人達に悪さをしないようにそこに閉じ込めているとのこと。
はっきりとは覚えてないが「しめ縄とやしろし(?)がお墓の石四つに結ばれてて四角形に囲う形になってるその中心にゴツゴツした私くらいの高さの石があるんだよ」みたいな事をAが言ってたと思う。俺は知らない言葉や下手くそなAの説明のせいで全く想像がつかなかったが子どもだったためAが言うならきっと楽しい所なんだなっと楽観的に考えていた。
その日は祖父祖母の家に一泊の予定だったが、イノシシや野犬が出るため夜出歩くのは禁止されていたのでこれからすぐに行こうと言うことになって準備のため一度解散した。




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