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【前編】夜の山を下山中、女を好奇心で尾行した俺達は…後悔した。女が奇声をあげ向かってきた→翌日、俺達を助けた犬は変わり果てた姿に。そして友人の身にも…


816: 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 05:42:58 ID:Voe5JRsqO

怖ッッ




818: 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 05:45:01 ID:X1VYaB7/O

も、盛り上がってまいりました〜




819: 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 05:49:00 ID:moTdWLP+O

俺と淳もすぐさま立ち上がり慎の後を追い走った。
が、俺の左肩を後ろから鷲づかみされ、すごい力で後ろに引っ張られ、俺は転んだ。
仰向きに転がった俺の胸に『ドスっ』と衝撃が走り、俺はゲロを吐きかけた。
何が起きたか一瞬解らなかったが、転んだ俺の胸に女が足で踏み付け、俺は下から女を見上げる形になっていた。
女は歯を食いしばり、見せ付けるように歯軋りをしながら『ンッ〜ッ』と何とも形容しがたい声を出しながら、俺の胸を踏んでいる足を左右にグリグリと動かした。
痛みは無かった。もう恐怖で痛みは感じなかった。

女は小刻みに震えているのが解った。恐らく興の絶頂なんだろう。
俺は女から目が離せなかった。離した瞬間、頭を金づちで殴られると思った。





820: 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 05:57:14 ID:X1VYaB7/O

子供を踏み付けるなんて、ドSだな・・・((((;゚Д゜))))ガクブル




826: 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 06:10:53 ID:moTdWLP+O

そんな状況でも、いや、そんな状況だったからだろうか、女の顔はハッキリと覚えている。
年齢は40ぐらいだろうか、少し痩せた顔立ち、目を剥き、少し受け口気味に歯を食いしばり、小刻みに震えながら俺を見下す。
俺にとってはその状況が10分?20分?全く覚えてない。
女が俺の事を踏み付けながら、背を曲げ、顔を少しずつ近づけて来た

その時、タッチが女の背中に乗り掛かった。
女は一瞬焦り、俺を押さえていた足を踏み外し、よろめいた。
そこにハッピーも走って来て、女にジャレついた。
恐らく、2匹は俺達が普段遊んでいるから人間に警戒心が無いのだろう。
俺はそのすきに慌てて起きて走りだした。
『早く!早く!』と離れたところから慎と淳がこちらを懐中電灯で照らしていた。
俺は明かりに向かい走った。
『ドスっ』
後ろで鈍い音がした。
俺には振り返る余裕も無く走り続けた。

慎と淳と俺が山を抜けた時には0時を回っていた。
足音は聞こえなかったが、あの女が追い掛けてきそうで俺達は慎の家まで走って帰った。

慎の家に付き、俺は何故か笑いが込み上げて来た。
極度の緊張から解き放たれたからだろうか? しかし、淳は泣き出した。




827: 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 06:14:12 ID:PWMMeVLD0

(つд`) ハッッピィィーーー!!




829: 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 06:21:45 ID:R20CLyDdO

わんこやられた?




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