光彦「博士!あれを!」阿笠「む!あれは!」 (21)(完)
8:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/05/04(土) 05:01:02.91:/rus4PkpO (8/21)
(ジョイポリス)
璃奈「あ、ビートセイバーのアーケード版があったよ!」
光彦「あ、あ、そ、それ、PCの、持ってます・・・・・・」
璃奈「光彦君も持ってるんだ!面白いよね・・・・・・」
光彦「す、すごい・・・・・・ぶ、ぶぶ、VRならではの・・・・・・ゲームですよね・・・・・・」
璃奈「うん、出た時は毎日やってた・・・・・・それじゃあ、ビートセイバーで、勝負!」
光彦「しょ、しょ、しょ、勝負・・・・・・?スコアで・・・・・・?」
璃奈「負けた方は、相手の頼みを1コ聞く!」
光彦「わ、わ、わ、わかりました・・・・・・て、天王寺さん、に、なんでもお願いしていいんですね・・・・・・でゅひ」
璃奈「うん。じゃあ私からやってくる・・・・・・!」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/05/04(土) 05:02:59.07:/rus4PkpO (9/21)
光彦「ま、負けちゃいました・・・・・・て、天王寺さん、上手ですねぇ・・・・・・」
璃奈「璃奈ちゃんボード「えへへ」、光彦君もかっこよかったよ」
光彦「え、え、ええ・・・・・・ぼ、ぼ、僕は、かっこいいとかじゃないですから・・・・・・」
璃奈「そう・・・・・・?」
光彦「あ、あの、お願いって、何をすれば・・・・・・」
璃奈「あ・・・・・・考えてなかった・・・・・・」
光彦「じゃ、じゃ、じゃあ、あとで、聞きますから・・・・・・わ、忘れないで下さいね・・・・・・」
璃奈「わかった・・・・・・あ、このぬいぐるみ・・・・・・欲しい、ちょっと、荷物持って」
光彦「あ、あ、あ、は、はい・・・・・・」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/05/04(土) 05:05:21.24:/rus4PkpO (10/21)
璃奈「なかなか取れない・・・・・・」
光彦「そ、そうですね・・・・・・こ、こういうとこは、設定が難しいですから・・・・・・」
璃奈「そうなんだね・・・・・・やっぱり、あきらめようかな・・・・・・」
光彦「ま、待って下さい・・・・・・ちょっと、横から見て、き、気づいたことがあるから、かわってほしいです・・・・・・」
璃奈「やってくれるの?じゃあ、任せる」
光彦「え、え、えと・・・・・・こ、ここのやつ!こいつを、転がせば。し、し、したのやつが動いて・・・・・・」ゴトン
璃奈「すごい!取れた!」
光彦「あ、あ、あ、ははは、よ、よかった・・・・・・偶然、だけど・・・・・・じゃ、じゃあ、はい、て、天王寺さん」
璃奈「え・・・・・・くれるの・・・・・・?光彦君がとったのに・・・・・・」
光彦「は、は、はい!だ、だって、ほ、欲しかったんでしょ・・・・・・ぼ、ぼ、僕にはこんなの、似合わないし・・・・・・」
璃奈「・・・・・・ありがとう。大事にする」
璃奈「・・・・・・」
璃奈「(なんだろ・・・・・・この気持ち・・・・・・)」トゥンク
11:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/05/04(土) 05:07:03.43:/rus4PkpO (11/21)
光彦「て、て、て、天王寺さん・・・・・・だ、大丈夫ですか・・・・・・?」
璃奈「あっ・・・・・・な、なんでもない・・・・・・そ、それより、次に行こ」
光彦「そ、そ、そうですね・・・・・・ま、まだいっぱい、遊べるとこ、ありますし・・・・・・」
チャラ男A(阿笠)「ねぇ君!よかったらお昼一緒にどう?あ、俺アガ野って言いますw」
チャラ男B(元太)「お前こんなちっさい子好きなのかよwロリコンじゃんw」
チャラ男A(阿笠)「いいじゃんwこういう子がちょろかったりするんだってw」
璃奈「え、あ、あの・・・」
12:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/05/04(土) 05:11:17.70:/rus4PkpO (12/21)
光彦「お、お、お、おい!天王寺さんに、近づかないで下さい(この二人、誰かに似てます)」ガシッ
璃奈「光彦君・・・・・・」
チャラ男A(阿笠)「うわっ・・・・・・何こいつ・・・・・・」
チャラ男B(元太)「きめぇ・・・・・・マジのオタクじゃん・・・・・・」
チャラ男A(阿笠)「しかもめっちゃ手がぬるぬるしてる・・・・・・」
チャラ男B(元太)「マジで気持ち悪くなってきた・・・・・・おい、ずらかろうぜ・・・・・・」
チャラ男A(阿笠)「そうじゃな・・・・・・」
光彦「はぁ・・・・・・・あ、ああいうやつが居るからこ、こういうところは、ダメなんです・・・・・・」
璃奈「・・・・・・」ドキドキ
光彦「て、天王寺さん、だ、だ、大丈夫ですか?」
璃奈「うん・・・・・・あ、あの・・・・・・光彦君・・・・・・」
光彦「ど、ど、どうしたのですか?天王寺さん」
璃奈「な、なんでもない・・・・・・」
(博士の車)
元太「博士、あれでよかったのか?」
阿笠「良い演技じゃったぞ」
元太「早くうな重食わせろ」
阿笠「(光彦君、ファイトじゃよ!)」
(その後)
光彦「も、も、もう、七時になっちゃいました。か、か、かえらないと・・・・・・」
璃奈「うん・・・・・・時間がたつの、あっという間・・・・・・雨もあがってる」
光彦「で、で、で、でも、す、すっごく、た、楽しかったですよ、あ、あ、あ、ありがとうございます、天王寺さん」
璃奈「・・・・・・うん。私も、楽しかった。その・・・・・・えっと・・・・・・」
璃奈「・・・・・・」
璃奈「今日は、ありがとうっ」
13:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/05/04(土) 05:13:51.78:/rus4PkpO (13/21)
光彦「あ、あ、あ、そ、そういえば・・・・・・お、お願いを・・・・・・き、聞いて、なかったです・・・・・・」
璃奈「・・・・・・うん、その・・・・・・じゃあ今、聞いてもらっていい?」
光彦「え、え、え、えっと・・・・・・べ、別に・・・・・・いいですよ・・・・・・」
璃奈「今日、うちに来ない・・・・・・?」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/05/04(土) 05:15:38.66:/rus4PkpO (14/21)
光彦「ひ、ひえぇ!?て、天王寺さんの・・・・・・家・・・・・・!?」
璃奈「うん・・・・・・今日はお母さんとお父さん、家にいないから・・・・・・」
光彦「そ、そ、そんな・・・・・・い、いいんですか・・・・・・?」
璃奈「・・・・・・光彦君が、嫌じゃなければ・・・・・・いいよ」
光彦「い、い、行く・・・・・・行きます!」