100 名前：愛と死の名無しさん：2013/06/28(金) 14:09:36.26

10時半過ぎたくらいに店をでる。
2件目いくのももう無理な時間だし、ホテルまで送るよと提案する。
そこで彼女の様子がおかしいことに気がつく。
話を聞いてみると、急ぎだったのでホテルを取っていないとの事。
だったら早く言ってくれれば良かったのにと思うが、言っても始まらない。

このまま放っておくわけにもいかないが、俺にも終電がある。
下心丸出しで仕方ないからラ○ホいこっか、と提案しようかとも思ったが、
そんなことをすれば彼女はいいが俺が明日仕事に行けなくなる。

「大丈夫です、あとは自分でなんとかしますから、
○○さんはお帰り下さい、今日は本当にありがとうございました」
彼女はそういうが、
そんなこと言われて放っておける男はいない。

てんぱった俺は
「じゃあうちおいでよ、家で飲もうよ、眠くなったらソファー貸すし」
とあまり考えず自然に言ってしまった。

101 名前：愛と死の名無しさん：2013/06/28(金) 14:32:27.11

そんな悪いです、と控えめに断る彼女をみて、俺はいけると判断。
伊達に年はくってない。
言葉巧みに誘い、比較的あっけなく合意をもらう。
不思議なことに、店よりも帰りの電車の方が会話が続いた。

お互い大人だし、家にくるということは当然するということだ。
彼女とこの先どうなるかは分からないが、
とりあえず今晩ちすることに決めた。

102 名前：愛と死の名無しさん：2013/06/28(金) 15:33:27.10

ソファーに並んで飲みながらおしゃべり。
少しずつ会話量も増えてきて、
ようやくメールの人と同一人物ということに違和感がなくなってきた。
誉めたり好きだと匂わせる発言をして気分を盛り上げ、間をみてキス。

その後の生々しい話は克明するが、結論としてはベッドインに成功。
終わった後の会話でまた会おうねと約束、
遠距離恋愛頑張ってみようかなと考え始める。

103 名前：愛と死の名無しさん：2013/06/28(金) 15:40:32.60

昼の新幹線だという彼女に鍵を渡し、
ポストへいれておくように頼み、俺は会社へ。

昼くらいに昨日はどうもありがとう、また会えるの楽しみにしてるね、
とメールする。
返事はなかった。

家に帰るとポストに鍵とメモ書きが入ってた。
昨日は楽しい時間をどうもありがとう、素敵な相手が見つかるといいですね、
と書いてあった。
意味がわからず電話するも出ない。
メールもしてみるが返事は返ってこなかった。

104 名前：愛と死の名無しさん：2013/06/28(金) 16:04:27.79

ＰＣメールで色々書いてみるも返事なし。
これ以上はストーカーになると思いそこで諦めた。
ヤフーお見合いも彼女は退会していた。

結局なんだったんだろうと考えたが、当然結論は出ない。
なにかパクられたかとチェックしてみたが、特におかしいところはない。
単純に嫌われただけなんだろうか。

しかし明け方の会話の雰囲気ではそうは感じなかった
(もちろん本心は分からないが)
あるいはオッサン好きのやり目だったのか？
そんなのがいるとは思えないし、いたとしても近場で探すだろう。

なにがなんだかわからなかったが、
10年ぶりくらいに失恋した時の気持ちを少し思い出した。

これが去年の話です。
今は当時の本命と付き合っていて、俺も婚活はしてない。
今の彼女は好きだし結果的には良かったんだろうけど、
今でも思い出すとモヤモヤ不思議な気持ちになるし、
できるならもう一度会いたいと思ってしまいます。

長々とスレ汚し失礼しました。

109 名前：愛と死の名無しさん：2013/06/28(金) 23:22:33.17

奇妙な体験談乙。今の彼女を大切に。

110 名前：愛と死の名無しさん：2013/06/28(金) 23:36:51.07

ちょっとせつなくなる話だね。