トップページに戻る

今日、陰謀論にハマる人の気持ちが分かった、自分の考えに都合のいい情報だけを集めてしまい客観的な視点が欠けてる自覚を失う


1: 名無しさん@おーぷん 24/03/10(日) 14:38:11 ID:QKty

ワイが中学生くらいの時にネットサーフィンしてて911事件のこと調べてたんやが、その中に「ユダヤ人はなぜかその日だけ出勤してなくて被害を逃れた」って陰謀論があったんや。

で、その中にはそのことをNHKの報道番組で紹介してた長谷川浩さんっていう記者が、次の日もテレビに出る予定があるのにいきなりNHKの敷地内で投身自殺したって情報も含まれてた。

でもニュースにもならず、新聞でちっさく報じられたり週刊誌にちょっと書かれて終わったらしい

ワイはその頃まだ若かったからとりあえずはその陰謀論を信じてみたんや
https://livedoor.blogimg.jp/nwknews/imgs/c/b/cba08967.jpg






6: 名無しさん@おーぷん 24/03/10(日) 14:41:48 ID:QKty

そんでその長谷川浩さんの変死について色々調べてみて、ワイは真実には辿り着けないと悟った。

ワイがいくら調べたところで、できることは当時の新聞や雑誌を調べたりすることくらいで、そして長谷川さんの変死の記事を見つけたりしたところで、別にそれが陰謀論の証拠になるわけでもない。

ワイが調べて出てくる情報は全て誰かの息がかかった情報で、ワイ側にそれを見分ける術はない。

ワイは中学生にして、自分には真実を見分けることができないという悟りを得て、こういう陰謀論とかゴシップとかから距離を置く人生を送っていた。




7: 名無しさん@おーぷん 24/03/10(日) 14:45:52 ID:QKty

そして今日たまたまおんjで陰謀論のスレを見て、自分の中で決着のつかないまま終わった長谷川浩さん変死事件をふと思い出した。

あれから10年とか経ってるし、なんか新事実が出てるやろなという気持ちが半分、あとはなんでもいいから誰かが答えを出してくれててスッキリしたいなという気持ちが半分やった。

でもネットで検索してみると予想してない結果が出てきた。長谷川浩氏の情報はほとんどなく、検索して出てくるのは申し訳程度のWikipediaと、陰謀論系の個人サイト、そしてワイが中学生の時に見た「911の時にユダヤ人が~という陰謀論は誤り!」という記事だけ。





8: 名無しさん@おーぷん 24/03/10(日) 14:49:16 ID:QKty

ワイが中学生の時は見切れないほど溢れていた長谷川さん関連の陰謀論に関する情報は、ほとんど検索に上がってこなかった。陰謀論を否定する情報はたくさん上がってくるのに。

少ない情報を必死に掻き分けて、やっと中学生の時に見たような911の陰謀論を見つけた時、ちょっと安心というか、喜びを感じた。

その時に気づいた。ワイはいま「長谷川さんが口封じに消された」という情報が欲しいという一心で検索を繰り返して、好みに合う情報を得られたから喜んだんやと




9: 名無しさん@おーぷん 24/03/10(日) 14:50:41 ID:gU7j

結局自分が見たい情報しか目に入らないのだ




10: 名無しさん@おーぷん 24/03/10(日) 14:52:12 ID:QKty

冷静に考えてみれば、10年前のサイトなんて個人サイトばっかやし、陰謀論系サイトに限らずほとんどが閉鎖されてても何らおかしいことではない。

でも昔得られた情報が今は得られないという事実だけ見ると、「都合の悪い情報を巨大な力(政府とかGoogleとか?)が隠蔽した!」と思い込む人がいる気持ちが分かった。




11: 名無しさん@おーぷん 24/03/10(日) 14:55:38 ID:QKty

何か陰謀論を調べようとすると、本元の陰謀論がより先に「◯◯という陰謀論は検証の結果誤りだと分かった!」という大手の記事が先に来て、なかなか陰謀論系の情報に辿り着けない。

これも大手ほうが信憑性が高い情報だしてて人気だから検索結果が上に来るってだけの話なんだけど、先に陰謀論のストーリーを頭に描いてて自分の望む情報を検索してる人にとっては、なんか大手メディアが必死になって
陰謀論の火消しに走ってるように見えてしまい、メディア不信を加速させる。

その結果、自分の見たいものだけを見られるように閉じたコミュニティだけで情報を見たり聞いたりするようになり、さらに深い沼にはまっていく




[6]次のページ

[4]前のページ

[5]5ページ進む

[1]検索結果に戻る

通報・削除依頼 | 出典:http://2ch.sc


検索ワード

| 陰謀 | | 気持ち | 自分 | 考え | 都合 | 情報 | 客観 | 視点 | 自覚 |