俺の蹴りで電柱を倒してしまった。『ヤバイ!』と思った時には爆発音と共に軽自動車に直撃しており、見るも無残な状態に…
28: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:33:11.79 ID:9l2FZWp10
友達1「おれが蹴ったら倒れちゃってさ……どうしよう?」
おばちゃん「逃げなさい、いますぐに」
おばちゃんはそう言った、たぶんだいぶ焦っていたのだろう
いつもとは明らかに雰囲気が違った
29: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:38:00.55 ID:9l2FZWp10
その言葉をうけておれたちは逃げた
とりあえず300mほど離れた公園に行ったもののやはりあまりの出来事に遊ぶ気になれず家に帰った
おれ「ただいま~」
母「遅かったね、……あれジュースとお菓子買ってこなかったの?」
30: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:40:51.98 ID:9l2FZWp10
おれ「実は……」
あったことを洗いざらい話した
母「なに言ってるの?」
やはりおばちゃん同様に信じてはもらえずベランダに行ってその光景を見せた
母「……」
31: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:46:27.96 ID:9l2FZWp10
そのまま母にスーパーへと連行された
母「あの~、実はこの子たちが電柱倒してしまったらしく……」
店長さんにそのことを話しおえるとすぐに店内に車の持ち主を見つけるためのアナウンスが流された
32: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:50:44.88 ID:9l2FZWp10
そのアナウンスを聞いて現れたの女子大生の2人組だった
女子大生「あの~なにかあったんですか?」
事情を説明すると驚いてはいたがおれたちに
「あらら~、大変だったね」
と笑いかけてくれた
34: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:59:41.46 ID:9l2FZWp10
母「このあとは大人たちだけで話すから帰りなさい」
言われた通りにおれたちは家に帰った、友達2が相変わらず涙目のままだったが気にせずに遊んだ
そして、母が帰ってきた
母「電柱の根元が腐ってたんだって」
おれ「えっ?どういうこと?」
実は電柱の根元が雨水などで腐り切っていたらしい、そのことにスーパー側が気づかずに放置されていたところに友達1の蹴りがとどめを刺したということらしい
35: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/19(木) 00:04:05.87 ID:/u5bnWe10
そのあとは友達の親にあったことを連絡し各自帰宅
翌日、休みをあけて学校に行くと
いつのまにかその情報が広まっていたらしい
数日の間、帰り道などでおれたちが電柱の近くを通ると笑われて続けた
fin
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