親父が氏んだら絶縁状態の兄が帰ってきたんだが…
17: 名無しさん@おーぷん 14/06/14(土)11:48:28 ID:TGo6kKyYY
兄貴すげえじゃん
16: 名無しさん@おーぷん 14/06/14(土)11:44:04 ID:Jmwu6Hbwa
続けて
18: 名無しさん@おーぷん 14/06/14(土)11:53:12 ID:C5n46PuCa
兄貴が大学へ進み、俺は名前さえ書ければ入れるような地元底辺の水産高校に通った
兄貴が俺からすると謎すぎる研究をしている時に俺は遊んでた
兄貴がたまに俺へ技術のメカニズムを説明するけれども学校で習ってる内容と全然違うし全く理解できなかった
「お前はもっと本を読め。俺の本棚から好きなの持っていって良いから」と言われてたものの1度も読んだことは無かった
タイトルからして小難しそうな兄貴の蔵書は全く読む気がしなかったからだ
兄貴の元へは地元のベテラン漁師が意見を求めに来るほどだった
近年の機構の急激の変化によって海流が変化しそういった細かいデータを持っているのは兄貴くらいなものだったからだ
兄貴は疑われた過去なんか気にせずに、むしろ「ベテランとの会話は勉強になる」と喜んでた
そんな兄貴だから地元での評価も高かった
19: 名無しさん@おーぷん 14/06/14(土)11:54:31 ID:M3UEL75Gj
ふむふむ
20: 名無しさん@おーぷん 14/06/14(土)11:54:45 ID:Ywr9im7vk
こんな兄貴に
>>1
を言わせるとかどんな真似したんだ…
21: 名無しさん@おーぷん 14/06/14(土)11:59:50 ID:C5n46PuCa
兄貴は大学を卒業し就職した
「外の世界を見たほうが実家の経営にも役立つだろ」と言って
兄貴が就職した先はいわゆる3大商船の大手で地元の漁師たちはおらが村が生んだ天才と宴会が開かれみんなで喜んだ
兄貴は自分で働いて稼いだ金を相変わらず無欲にもほとんどを実家へ入れていた
「本とか研究に使うもんだけ買えりゃ良いわ」と楽しそうに言っていたのを今でも覚えてる
俺は実家で働いていて貰ってた給料はほぼ全額使ってた
23: 名無しさん@おーぷん 14/06/14(土)12:02:04 ID:oCbpLPTqA
むっちゃ良い兄ちゃんじゃん