1 Ailuropoda melanoleuca ★ :2023/12/12(火) 22:22:48.14 ID:9JKEBWkS9
「毎日何品もご飯を作るとか、私はしないからね」夫はオリックス若月健矢…声優・立花理香が初めて明*イマドキ“プロ野球選手妻”のリアル
『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャル役や、『アイドルマスター シンデレラガールズ』小早川紗枝役などで知られる人気声優の立花理香(36歳)。2019年に結婚した夫は、今季パ・リーグ3連覇に貢献したオリックスの若月健矢捕手(28歳)だ。ふたりの馴れ初めや、いわゆる「アスリートの妻」像に縛られない自然体の夫婦関係。今季初めてゴールデン・グラブ賞を獲得するなど飛躍を遂げた若月の愛すべき素顔などを聞いた。(全2回の1回目/後編へ)
「やけに慎重なキャッチャーだなぁ……」
2010年代半ばの京セラドーム大阪。ビールを片手に贔屓のオリックス・バファローズを応援する声優・立花理香の視線の先で、のちに夫となるプロ野球選手・若月健矢がミットを構えていた。まだ、ふたりはお互いのことをほとんど何も知らない。
愛娘には「デレッデレです」
「娘と廊下でハイハイ競走してます、って言っておいて!」
立花は苦笑しながら若月のメッセージを“代読”した。束の間のオフシーズン、子煩悩な夫は2022年に生まれた愛娘の成長から目が離せない。日々その様子を見つめる妻は「デレッデレです」と呆れたように笑う。
「もう本当に溺愛なんですよ。家に私宛の荷物が届いても、なぜか娘の名前で伝票にサインするし……。『うんうん、わかったから!』って感じです(笑)」
取材当日には、若月にとって初となるゴールデン・グラブ賞の受賞が発表された。立花は「浮かれてるだろうなぁ。娘に『ゴールデンパパだよ~』とか言ってそう」と夫のリアクションを予想する。冷めた口調とは裏腹に、目を細めた顔に喜びがにじんでいた。
2019年の暮れに報じられた立花と若月の結婚は、アニメファンや野球ファンに驚きをもって受け止められた。声優とプロ野球選手。あまり接点がないように思えるふたつの職業だが、ふたりの馴れ初めはどんなものだったのだろうか。
二人の馴れ初めは?
「最初は人づてに連絡があったんです。“野球好きの声優”として私のことを知ってくれていたみたいで。もちろん私もひとりの選手として認知はしていましたけど、接点は何もないので……。どんな人なのかは、会うまでほとんど知りませんでした」
素の人柄を知る唯一の手がかりは、オリックスの公式YouTubeチャンネルで配信されている「Bs座談会」だった。若手選手たちによる飲み会の様子を映したこの動画をファンとして楽しんでいた立花は、ときにイジられながらも“巧みなリード”で場を盛り上げる若月にうっすらと好感を抱いたという。
「初対面の印象ですか? あの座談会の動画と同じで、あまり気を遣わなくてもいい人なのかな、と思いました。最初はどんな話をしたっけなぁ……。おぼろげですけど、お互いの仕事について『実際どんな感じなんですか』みたいなことを話した記憶があります」
野球選手っぽくない、フツーの人――それが若月に惹かれた理由のひとつだった。普段着はユニクロ、しまむら、ワークマン。懐メロをこよなく愛し、『ドラゴンボール』や『こち亀』を見返しては「いつも同じところで笑ってますね」。純朴なキャラクターは、球界を代表するキャッチャーのひとりに成長したいまも変わっていない。
「毎日何品もご飯を作るとか…」
かつて若月に「派手なネックレスつけたら怒るから」と鋭い牽制球を投じたこともあるという立花は、夫の好ましい“フツーさ”についてこう語る。
「もしかしたら華やかな職業だと思われているかもしれないんですけど、本当に、ふたりとも申し訳なくなるくらい平凡なんですよ。彼はお手頃な服をよく着るので、ユニクロで『これどう思う?』と聞かれて『同じの持ってるじゃん!』って返す、みたいな……。ちなみに、買い物の時間は私より長いです」
自由軒のライスカレーが縁結びになった『夫婦善哉』の蝶子と柳吉のように、“フツーな価値観”で通じあった声優とプロ野球選手は、次第に仲を深めていく。そして結婚という選択肢が現実味を帯びてきたころ、立花はきっぱりと宣言した。
「結婚しても仕事をやめるつもりはないし、『献身的に尽くす妻』みたいなことはできないから。毎日何品もご飯を作るとか、私はしないからね」
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