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【ウマ娘怪文書】ナリタタイシンのフィギュアが贈られて来た 既にダイワスカーレットのフィギュアは開発されているのだが幾人ものウマ娘の所へオファーはかかっており そして側で見ているという理由から我々担当トレーナーは意見を求められていた


1: 名無しさん(仮) 2023/09/03(日)21:01:29

ナリタタイシンのフィギュアが贈られて来た
既に完全受注によるダイワスカーレットのフィギュアは開発されているのだが
幾人ものウマ娘の所へオファーはかかっており
そして側で見ているという理由から我々担当トレーナーは意見を求められていた
今日届いたのは発売に先駆けた試作品という訳だ
「おお…」
箱から取り出したそこに居たのはまるで本物の様な彼女の姿
小さな体躯と凛々しい目つき、そして小さな手…
自分の手が大きい、とより実感してしまうが本人に聞かれたら怒られてしまいそうだ
しかし良く出来ている。是非ともこれは飾らねばなるまい
大事に持ちながらどこが良いかと部屋の中を右往左往し
リビングの水槽の横に置く事を思いついた
人目を気にする事無く泳ぐ熱帯魚達の側にタイシンのフィギュアを置く
自分が見た時に正面が見えるのではなく、水槽を眺めるように






2: 名無しさん(仮) 2023/09/03(日)21:01:43

良し、と一人頷いているとスマホからLANEの通知が来た
ダイワスカーレットのトレーナーからである
『お前ら、自分の担当のフィギュアが届いても変な真似をするなよ!本物だ!』
まさか、と振り向くと
設置された台座の上からナリタタイシンのフィギュアがぴょいと飛び降り
そしてみるみるうちにと大きくなっていく
「結局何にもしない訳ね」
「して欲しかったのか?」
「まさか。そしたら蹴っ飛ばしてやったけど」
ニヤつくタイシンに苦笑し危なかった、と内心胸を撫で下ろす
「ところでさ、水槽の方にアタシを向けてたのは意味あんの?」
「ん?ああ、タイシンが魚眺めてるの見るの好きだからな」
「あ、そ」
素っ気なく言いながらドアの方に彼女が歩き、そして振り返る




3: 名無しさん(仮) 2023/09/03(日)21:02:30

「じゃあそうしようよ」
「ん?」
「行こうよ。水族館。アタシが魚眺めてるの、見るの好きなんでしょ」
「ああ。じゃあ行くか」
「行こう」
そういう運びとなった。





6: 名無しさん(仮) 2023/09/03(日)21:05:56

目線ダスカのやつか




7: 名無しさん(仮) 2023/09/03(日)21:06:15

どんな技術だよ!?




8: 名無しさん(仮) 2023/09/03(日)21:07:48

脳内に浮かんだのはあのガレキタイシンフィギュア




9: 名無しさん(仮) 2023/09/03(日)21:09:06

チケトレお前…




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