ここ最近「県庁所在地クラスの地方都市」が全部没落し始めてる謎現象の原因教えてやるわwwwwwww
4: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします(^^) 2023/08/08(火) 22:00:58.568 ID:FGVXLZ4K0
第一の要因は世代問題だ
これまで「田舎の高齢化」と言えば、
大正時代に生まれたような長老世代が、日本昔話の風景みたいな農村地帯で細々と住んでいて老衰していく、
田舎の村の集落が限界集落になるという流れだった
しかし2023年現在、その世代はとっくにみんな死に尽くしている
人口が圧倒的に多いのは戦前世代の子世代、団塊世代と呼ばれる人たちだ
戦後生まれでトップバッターの世代であるが、ベビーブームで人口がやたら大きく、青年期~壮年期が高度成長期やバブル期にさしかかる世代にあたる
じつは田舎県では、県内過疎地にふるさとをもちながら、自身は県庁所在地クラスの地方都市に就職で引っ越し、そのままそこにマイホームを持って今も済み続ける人たちがものすごく多い
この世代が高齢化していて、団塊ピークは70代半ば(芸人でいうタモリや高田純次・ビートたけしの世代)を越えている
それにより人口減少がじわじわ始まっているのである
6: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします(^^) 2023/08/08(火) 22:06:20.290 ID:FGVXLZ4K0
たとえばこれは新潟県長岡市の20年前の人口ピラミッドだ
https://jp.gdfreak.com/chartimage/jp0100500000010/jp010050000001015202_3.png圧倒的に多いのは、当時の50代前半である。団塊世代がこれだ
一方で、その子世代の20代前半団塊ジュニアは、第二次ベビーブームにもかかわらずさほど多くはない(前後の世代よりは多いものの、団塊ほどではない)
これが何を意味するかというと、21世紀に入り、地方では主要都市レベルでも雇用機会がなく若者がより都会へ流出しているということだ
そして肝心の団塊世代はそのまま老いていく、女性に比べ男性ほど短命なので、すでに死ぬ団塊世代も出てきていて、
それが結果的に県庁所在地クラスの地方都市の人口減少につながっているのである。つまり若者の流出と、高齢化した団塊の他界のはじまりなのである
7: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします(^^) 2023/08/08(火) 22:08:10.738 ID:FGVXLZ4K0
団塊世代が県庁所在地や県庁所在地クラスの地方都市に引っ越したのは高度成長期である
当時日本は第二次産業全盛期である。自動車や家電などの工業製品をバンバン作って世界に売っていた。今の中国のように
県庁所在地クラスの地方都市はその時代に成り上がった都市が多い
静岡県浜松市ならスズキやヤマハの企業城下町で工業都市である。福島県郡山市も工業都市だ
あるいはどんな田舎県でも「県庁所在地くらいは工業化させよう」という田中角栄の日本列島改造論的発想のもとで
工業地帯が県都に形成され、そこで急に人口が増えたパターンが多い
8: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします(^^) 2023/08/08(火) 22:09:12.259 ID:FGVXLZ4K0
だがバブル期までに工業はオワコンになり、平成以降の日本は第三次産業、サービス業が主流の国になっている
そういう雇用機会は、より大都市に行くしかない
するとどういうことが起きるかというと、大都市一極化である
10: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/08/08(火) 22:10:57.826 ID:6TK8m3Zh0
これって他の国にも当てはまるの?
15: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします(^^) 2023/08/08(火) 22:15:38.777 ID:FGVXLZ4K0
>>10
当てはまらない
たとえば韓国の場合ソウル一極集中はあるが、
大邱、大田、釜山といった100万都市(仙台や札幌、名古屋、福岡級)はそれほど伸びていない
第二都市の釜山でさえ人口の割にはスカスカで、この10年そこらでようやく土建屋利権でインフラ整備をしまくってる段階である