後味の悪い話『妻は料理もお菓子作りも得意』
804: 本当にあった怖い名無し 2018/01/23(火) 12:16:40.88 ID:cHTmzdkn0
リチャード・クリスチャン・マシスン「赤」
彼はカンバス地の袋を提げて車道を歩いた。
濡れたアスファルトの上に散らばったものを拾い袋に入れると、その重さというか軽さが先は長いと告げる。
歩き始めて1マイルで、拾うべきものは大体拾った。
彼を待つ人々はあるいは気の毒そうに、あるいは信じられないものを見るかのように、またいらいらして腕時計を覗いている。
彼のために車道を封鎖しているのだ。
全部拾わないと俺はおかしくなってしまう、としゃがみ込むと、警官が肩に手を置き袋を取り上げた。
「お気の毒ですが時間です。あなたがおっしゃるから特例で30分も封鎖したのですよ。これ以上は無理だと本部も言っています」
…出勤…娘さん…後ろのバンパーに掴まって…引っかかって…気づかずに…
封鎖解除を待つ人々がひそひそ声で、何があったかを伝え合う。
警官は絶叫する彼をパトカーに乗せ、血で濡れた袋をトランクの中の潰れた三輪車の横にそっと置いた。
封鎖が解かれ、渋滞は解消された。
817: 本当にあった怖い名無し 2018/01/23(火) 16:06:55.71 ID:YfGQFOtm0
>>804
あやまって轢き殺してしまった娘の破片を……
898: 本当にあった怖い名無し 2018/01/27(土) 11:03:25.25 ID:9K0M7Mv1O
>>817
ひき殺しだったのか
娘を引き摺って、言うたら生きながら大根おろしみたいに摺り下ろされたのかと
840: 本当にあった怖い名無し 2018/01/24(水) 00:06:22.30 ID:T0RgUq1U0
漫画家のアシスタントへの残業代未払い騒動
漫画アシスタントが「残業したのに漫画家Aから残業代を支払ってもらえなかった」と暴露して漫画家Aが炎上
そこへあの「すごいよマサルさん」で有名なうすた京介が参戦して来て「そもそも漫画アシスタントなんてろくでもない仕事なんだから残業代なんて出なくて当たり前。嫌なら就職しろ」とコメントしたことで大炎上
その後なんと漫画家Aが元アシスタントへキッチリ残業代を支払って無事に和解
もうこうなるとだただうすた京介の立場が無いというだけの状況…
すごいよマサルさんが面白かっただけに残念だなぁ…
844: 本当にあった怖い名無し 2018/01/24(水) 00:39:35.92 ID:KpjTJNguO
>>840
うすた氏への見る目が変わるな…
849: 本当にあった怖い名無し 2018/01/24(水) 01:48:48.93 ID:TnBb2ajy0
>>840
これ解決してたんだな
うすたの言うこともわかるけど上から過ぎたね
957: 本当にあった怖い名無し 2018/01/30(火) 00:25:08.34 ID:LLSJSkVf0
有名な話だが、10年前に大ヒットしたドラマ「のだめカンタービレ」の主人公、千秋のトラウマの真相
若干妄想入っててごめん
両親の離婚で日本に帰国する際に乗った飛行機が胴体着陸したショックで飛行機恐怖症になり、指揮者志望なのにヨーロッパに行けず進路に悩んでいた
だが、実は飛行機恐怖症の原因となったトラウマにはさらなる裏事情があったことが後半に判明する
子供の頃の飛行機事故の際、ちょうど隣に座っていた老人が事故に遭ったショックで持病の心臓発作を起こし、まずいことに機体の揺れで薬を通路に落としたまま拾えず、その結果この事故で唯一の死亡者となった
幼い千秋は目の前にあった彼の薬を取ってあげることができず、老人を死なせてしまったと思い込んでその罪悪感が心の傷になった…というのがトラウマの真相
のだめの手で催眠術にかかった千秋は薬を取れなかったことを語りながら泣いていたところで回想が終わっているが、あの後どうなったかを考えてみた
着陸後にCAが状況確認して全員無事と思いきや、千秋のそばで老人の妻が泣き崩れている
通路には老人の薬瓶が転がっていたが、既に手遅れだった…というところだろう
調べてみたら、乗った飛行機が事故に遭う確率は0.0009%らしい
それに加えて老人と千秋が同じ便でしかも隣同士の座席に座る確率と、老人が発作を起こす確率も込みで考えたら今回の件はもはや天文学的確率だと気づいてぞっとした
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