トップページに戻る

後味の悪い話『妻は料理もお菓子作りも得意』


404: 本当にあった怖い名無し 2017/12/21(木) 07:49:49.37 ID:a0NSUuLq0

>>401
息子の気持ちを想像するとなんとも虚しい話だな。息子は悪いことは何もしてないのに
スレタイにピッタリだ




409: 1/2 2017/12/21(木) 23:41:25.37 ID:8Pq4xZod0

山田正紀の短編小説。タイトルは忘れた。

主人公は30代前半の男性。
妻(バツイチ)を溺愛している。
妻は同年代だが少女のように愛らしく、過去を感じさせない。
そして料理がとても得意で、毎日手の込んだ弁当を作ってくれる。職場での弁当タイムは、主人公にとって至福の時間だ。
妻は料理よりも菓子作りが好きで、弁当にも毎日豪華なデザートを付けてくれる。
今日はフルーツパイだ。主人公は妻の愛+弁当の美味しさに、涙ぐみながら食べている。
主人公の弁当の豪華さは社内でも噂になっていて、わざわざ部長が見に来たことがあるほどだ。恐妻家だと噂の部長は主人公の弁当を見てしきりと感心して、「君、いい奥さんを持ったね」と主人公を褒めた。
主人公は
「上司の好感度アップだ。これは出世フラグか? 俺は本当にいい嫁を持ったなあ」と、喜んだ。

会社からの帰り道、主人公は見知らぬ中年女に呼び止められ、話を聞くことになった。中年女は無遠慮にじろじろと主人公を見て、
「あなたまだ若いのに、ずいぶん太ってるわね。血色も悪いわ。毎日の食事に問題があるんじゃない?」
菓子作りが生きがいの妻は、毎日弁当用の他に菓子を作る。バターや砂糖をたっぷり使った菓子を毎日食べているため、主人公は妻と結婚してから太り始めていた。
中年女は、「奥さんの前夫も、奥さんが昔同棲していた男性も、自殺しているの。おかげで奥さんにはたっぷりと保険金が入ってお金持ちになったわ。あなたの健康状態も危ないわねえ。
今の食生活を続けていたら、長生き出来ないんじゃない?」
中年女は、興信所の人間だった。主人公の同僚に頼まれて妻のことを調べていたのだと言う。主人公は妻を侮辱した中年女を殺した。目撃者はいなかった。




410: 2/2 2017/12/21(木) 23:42:04.16 ID:8Pq4xZod0

主人公は会社に戻った。同僚が一人で残業していた。
主人公が問い詰めると、同僚は妻を調べたことを認めた。
「いい嫁を持って幸せそうなのが妬ましかった。部長にまで認められて、先に出世されそうでむかついた」
と、同僚は話した。主人公は、同僚も殺した。


中年女と同僚殺しについて、主人公は疑われなかった。事件は迷宮入りした。
主人公はそのまま妻の美味しい料理と菓子を食べ続け、今では球体型になっていた。みっともなく太った主人公に、妻の視線は酷く冷たい。
「私は子供の頃からお菓子作りが好きだった。大人になったら素敵な恋人を作って、私の手作りお菓子を食べてもらうのが夢だった。でも、恋人たちは皆、一緒にいるうちに素敵な人ではなくなってしまうのよ」
妻は憎らしげに主人公を睨みながら言った。
主人公はうな垂れた。妻に愛されるためには妻の手作りお菓子を食べ続けなければいけない。
しかしハイカロリー菓子を食べ続ければ、醜く太って妻の愛を失うのだ。妻に愛されなくなったことは、主人公には耐え難いことだったので、自殺を決意した。
きっと妻の同棲相手も前夫も、同じ理由で自殺したに違いない。
首をつろう、と考えた主人公に、妻は優しく声をかけた。
「縄に生クリームを刷り込むといいわよ。首が痛くないし、甘い匂いがするから」





526: 本当にあった怖い名無し 2018/01/04(木) 21:33:40.32 ID:VJBzGYaf0

じいちゃんとプラモ屋に行った時の話

じい「あ、この戦闘機懐かしい」

僕「え、じいちゃんも昔作ってたの?」

じい「ううん、戦争の時にこれに追いかけられてたんだよ ははっ」

凍 り つ く 店 内

苦 笑 い す る 自 分

黙 っ て 戸 棚 の 整 理 を 始 め る 店 長




549: 本当にあった怖い名無し 2018/01/07(日) 01:15:16.48 ID:N+tz0KuD0

甥が一歳の時に我が家の飼い猫を叩いたり尻尾を力任せに引っ張り回したりしてたから軽く叱ったら妹夫婦が激怒した
妹の罵倒の言葉から推理するに甥は義弟の実家の猫にはいつもこんな乱暴に接していて当然ながら逃げようとする猫を大人達で押さえつけて甥の好きにさせているからそれが当たり前だと思っている様子
嘘泣きしてる甥に猫との遊び方を教えてやったら素直に覚えてうちの飼い猫とは良好な関係になったが
義弟の実家の猫は甥が首の骨を折って殺しちゃったらしい
なので妹一家は我が家には出禁にした




571: 本当にあった怖い名無し 2018/01/08(月) 17:20:54.67 ID:Tt74+8XV0

小学生の頃、公園で遊んでいたら話したこともない下級生男子2人からプークスされた
無視してると石を投げられ、頭に当たって流血
通りかかった人が救急車呼んでくれて数針縫った
(投げた男子は逃亡)
ちょっとした騒ぎになって警察沙汰になったけど
誰一人として「ただ遊んでただけでプークスされた挙句に石を投げられた」という証言を信じてくれなかった
結局私が相手を怒らせたせいということに無理矢理認めさせられたよ




598: 本当にあった怖い名無し 2018/01/12(金) 09:40:49.20 ID:i0+flK7F0

むかし二郎で残してしまった時、隣のやつに
「残してんじゃねーよ。残された食材の痛みを思い知れ!」って言われて
どんぶりの中身をぶっかけられたことがある。

それ以来二郎には行っていない。




[6]次のページ

[4]前のページ

[5]5ページ進む

[1]検索結果に戻る

この記事を評価して戻る



通報・削除依頼 | 出典:http://2ch.sc


検索ワード

| 後味 | | 料理 | お菓子 | 得意 |