【2/2】初対面で「めっちゃかわいーw」と言われた事で嫌いになった女子に告白した話。その出会いは中学1年の時で…
376: のび太 2013/10/12(土) 08:16:17.72 ID:GY9HIBp/i
おはよう!
続きキリがいいとこまで投下していきます。
なんか付き合うとか付き合わないとかそーいうのは考えなく、
ただただ好きだってことを伝えたくなった。
でも正直迷っていた。
文化祭が終わってからでいいんじゃないかとか
今振られたらこの後どーするとか
脳内にいる何人もの自分との”自分会議”が始まった。
378: のび太 2013/10/12(土) 08:18:30.66 ID:GY9HIBp/i
のび太
「俺は今告白したいと思ってる。みんなはどう思う?」
のび太1
「いいと思うよ!思いは早く伝えた方がいいっていうしね!」
のび太2
「わざわざ今に告白するのは違うだろ。
ここはじっくりと機会を待つべし。」
のび太3
「いや、のび太自身が自分で今って判断したから今だ!!
男は当たって砕けろだろ?」
のび太4
「でも、砕けたら意味ないじゃないか」
のび太3
「告白したことに意味があるんだよ!」
のび太1
「そーだそーだ!」
アーダコーダワチャワチャガヤガヤ……
チワ「どーしたの?」
のび太「え?」
チワに話しかけられて自分会議終了。
チワ「いや、なんか世界の終わりを
目の当たりにした顔してたからw」
のび太「なんだよそれw」
379: のび太 2013/10/12(土) 08:20:32.04 ID:GY9HIBp/i
気づいたら電車に乗っていた。
あたりを見渡せば俺とチワとイケメンとマサオしかいない。
どんだけ考えてたんだろうと不思議になった。
そんなことを思っていると駅に着いた。
電車を降りて乗り換えに。
本来チワとはここで別れるが今日は着いてきてもらう。
するとここで
マサオ「ロッテリアいかね?」
イケメンは何かを察したのか
イケメン「いや、俺はいいわw」
俺も断ろうとすると、
チワ「いいよ!いこ!!」
あぁーーー!!!
俺の決意がーーー!!
どんどんと遠のいてゆく!!!
そんな思いも届かずしぶしぶロッテリアに行くことに。
380: のび太 2013/10/12(土) 08:22:35.42 ID:GY9HIBp/i
しばらく喋っているとマサオが寝始めた。
なんのためにきたんだよと思い睨みつけていると
チワが肩にもたれかかってきた。
俺は何も言わず、じっとしていた。
いや、何も言うことが出来なかったのかもしれない。
あり得ないほど緊張していた。
すると、
チワ「山口さ、多分あたしのこと好きじゃないと思うよ」
のび太「なんだよ急にw」
チワ「いや、だって最近怒ってるみたいだからさ」
そーいや、今日も俺とチワが絡んでる時にあいつは入ってこなかった。
最近はずっとそんな感じだった。
チワ「しかも2人で喋ることも少なくなったし」
確かに2人でイチャイチャしてるのは見かけなくなった。
チワ「まぁどーでもいいんだけどね」
と付け加えるように言った。
のび太「今もやっぱり好き?」
チワ「……わかんない……」
チワ「自分の考えてることが全然わかんないんだよ…」
と、凄く悲しそうにいった。
俺は
のび太「そっか」
と言ってじっとその場に座り、
決意した。
381: のび太 2013/10/12(土) 08:24:46.55 ID:GY9HIBp/i
やっぱり今日しかない。
今日に告白する。
決意した俺は山口に
「今から告白する」
とLINEをしてマサオを起こしロッテリアを3人ででた。
電車の中では俺とチワは一言も発しなかった。
チワもだいたいは予想していたのだろう。
そして駅に着いた。
俺たちは駅のホームのベンチに座って、
のび太「ごめん、なんかこんな寒いとこに呼び出して」
チワ「うん……」
のび太
「最近ほんと楽しいよな!俺人生で1番楽しい。
文化祭ってこんなに楽しいもんだったんだな。」
そう言うとチワはキョトンとした顔で
チワ「そんなこと言うためにわざわざここに連れてきたの⁉︎」
のび太「うん」
チワ
「信じらんない‼︎もう帰るね‼︎寒いし、
風邪ひきそうだし、塾あるし」
のび太「冗談だよww話は終わってない。」
と帰ろうとしたチワを引き止めた。
383: 名も無き被検体774号+ 2013/10/12(土) 08:48:05.68 ID:eW1MKSC2i
いよいよか…
385: のび太 2013/10/12(土) 09:01:06.83 ID:GY9HIBp/i
のび太
「俺さ、サキのこと好きって言ってたじゃん。」
チワ「うん。」
のび太「あれ嘘で本当は…」
チワ「言わないで!!」
のび太「は?」
チワ「それ以上は聞きたくない。」
意味がわからなかった。
俺は始めふざけてるのかと思って
のび太「いやいやwwちょっww聞けw」
と言っていい、じゃれていたがチワは耳を塞いでいる。
チワは本気のようだ。
この時のバカな俺は自分のことしか考えず、
チワの塞いでいた手を掴んで目を見てこう言った。
「俺が好きなのはお前なんだ」