【2/2】初対面で「めっちゃかわいーw」と言われた事で嫌いになった女子に告白した話。その出会いは中学1年の時で…
560: 名も無き被検体774号+ 2013/10/19(土)
やったー!
561: のび太 2013/10/19(土) 15:05:02.05 ID:9bQk0doEi
文化祭まであと5日。
ビデオ提出日まであと2日。
俺はこのくらいからチワの変化に気づいた。
前まで喋ってきたりしていたのに最近はまるで絡んでこない。
気になって自分から絡みにいったらいつも通りな感じで接してくれる。
俺は山口に対してもなのかなーと思い、
聞いてみると山口も同じようなこと言っていた。
山口「最近とかじゃなくてしばらく喋っていない。」
山口「自分から喋りかけることもない。」
と言って俺よりも酷かった。
563: のび太 2013/10/19(土) 15:08:50.38 ID:9bQk0doEi
まぁ告白したやつらにまだ返事もしてないのに
平気で喋りかけてくるのもおかしい。
と自分に言い聞かせていた。
俺たちの溝がどんどんと開いていくのを感じた
イワンコフとケンヂとクロヒョウは
「今日この愉快なメンツでどっか遊びにいかね?」
と言ってくれた。
それが俺たちのために言ってくれたのか、
それとも単に遊びに行きたかったのかはわからないけれど
俺にとっては凄いチャンスというかきっかけだった。
これでまたチワと話せる。
話のきっかけを作れる。
そう思った俺は行くことを率先していた。
チワも最初はいかないつもりだったがいくことになった。
俺はいつも以上にテンションがアゲアゲだった。
564: のび太 2013/10/19(土) 15:11:14.84 ID:9bQk0doEi
そして放課後、
どこ行くかの話をしていると
山口「俺やめとくわ」
のび太「えっ?なんで?」
山口「いや、いろいろやることあるし」
と言っている山口を見ると目線の先にはオトコ女が座っていた。
どうやらなにか話し合いをするらしい。
のび太「話し終わってからでもさ」
というと、
チワ「いいじゃん、もういこ!山口忙しそうだし」
と言ってそそくさと俺たちをこの場から移動させるようにした。
あとで内容を聞こうと思い、愉快なメンツについていくことに。
と思ったが、イワンコフとケンヂがいない!
どうやらイケメンもいたらしいので一緒に連れていかれたらしい。
とりあえず、最寄り駅で待っといてとLINEを送り
チワと2人で駅に向かうことに。
俺はチワと2人っきりという状況だったけど
あまり嬉しい気持ちにはなれなかった。
どちらかというと山口の方に意識がいっていた。
565: のび太 2013/10/19(土) 15:16:24.30 ID:9bQk0doEi
するとチワが
チワ「山口なんなのあれ!ほんとうざい!!」
といきなり愚痴から始まった。
チワは山口の前までとの変化に腹を立てていたらしい。
前にも言ったがチワは女々しいやつが1番嫌いなので
ウジウジしている山口が気にいらなかったのだろう。
チワ「ほんとなんなの!グチグチいって!うざすぎ!!」
俺はこれがチワの本心からいっていることか、
それとも愛情の裏返しで山口とオトコ女との関係に嫉妬して
言っていることかはわからなかった。
とりあえず戻ってくるイワンコフたちを待つために
公園のブランコに2人並んで座った。
566: のび太 2013/10/19(土) 15:18:28.00 ID:9bQk0doEi
はたから見たらカップルとかに見えるのかなぁとか
思ったりしていると、
チワ「はたからみたらカップルみたいじゃん…」
のび太「えっ?なんて?」
チワ「なんでもない!!」
俺にははっきり聞こえていた。
おんなじことを思ってることにちょっぴり嬉しかった。
それからは打って変わり、山口の話は出ずいろいろな話をした。
文化祭の話、テストの話、進学の話、クラスの話。
なんだか告白する前に戻ったような気がした。
告白してからいろいろ意識してお互いこうやって2人で
喋ることが少なくなってたので凄く懐かしい感じがした。
そんな風なのほほーんとした話は終わり、
やがてイワンコフたちが来た。
567: のび太 2013/10/19(土) 15:20:32.40 ID:9bQk0doEi
イワンコフ
「いやーwごめんごめん、
イケメンが結構ついて来てさー。」
ケンヂ「なにイチャイチャしてんだよw」
そーいや、こいつらには告白したことは言っていない。
照れるチワと俺。
なんか気まずくなった。
イワンコフ「まぁそんなことよりこれからどこいく?」
のび太「ボーリング行きたい!」
チワ「嫌だ!カラオケ行きたい!」
カラオケ⁉︎やばい、これはまずい。
のび太「カラオケは嫌だ!ボーリングにしよ!」
チワ「なんでカラオケ嫌なの?」
のび太「それは…」
下手だから。ギャーギャー騒いだり
ネタをしたりするのはいけるのに
歌うということに凄く緊張感を覚えていた。
そのせいで今までカラオケに誘われてきたがその度に断っていた。
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