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【2/2】結婚相談所で知り合った女性と結婚。俺「誕生日、何か欲しい物ある?」嫁『無い。代わりに一緒に食事しよう』俺「…」→すれ違いで5か月後には別居になり…


50: マジレスさん 2022/11/20(日) 23:59:41 ID:eY9Uh2BD

スレ主です。元PCに戻ってきました。

>>48 >>49
色々ありがとうございます。
結婚は、少なくとも今のところはもうする気ありません。
詳細はそのうち書きますが、色々心境の変化もあったので。




51: マジレスさん 2022/11/21(月) 00:20:00 ID:78MXe1mW

それでは続きを書いていきます。

正月の義実家訪問の数日後。
その日は俺の誕生日でしたが、元嫁からは「おめでとう」の一言もなし。
前年は2人で食事に行きましたが、あの頃とは別人のように、元嫁は愛想も何もありませんでした。
代わりに、「明日(土曜日)から友達と旅行に行く」と言いました。
土日に泊りがけで留守にすることは何回かあったので、俺も違和感なく了解しました。

翌日。朝早く出るはずの元嫁は、俺よりも遅い起床でした。
風邪を引いたので旅行は中止し、近所の医者に行くとのこと。
同行を申し出たものの断られ、しばらくすると「このまま実家に行って寝てくる」と。
そのこと自体は家を出る前に聞いていたし、家事のことも考えずにゆっくり休める実家の方がいいと思い、了承しました。

更に翌日。
外出中、元嫁から「治ったので今日帰る」とのメール。
早く帰って家で迎えようかという考えが浮かびましたが、すぐに別の考えに打ち消されました。
「(まだ本調子じゃないところに俺がいると、家事しようとして無理するかもしれない。俺だったら、帰ってそのまましばらく休みたい。彼女にはそうさせてあげよう)」
俺はいつも通り、6時に帰りました。
すると元嫁は、いつも通り夕飯の準備をしていました。
「もういいの?」病み上がりのこの日ぐらいは俺が作ろうかと思っていたので、その姿には驚きました。
「うん」と背中で答える元嫁は、本当にいつもと変わりません。
その後体調や経過を聞いても、特に問題ないと答える元嫁。
「だから暖かくしないとダメだろ?」とか、「普段食ってないからだ」とか、そんなことは思い浮かびませんでした。
体調を崩し、回復した元嫁のことを、ただ俺は心配し、俺なりに気遣い、安堵したのでした。




52: マジレスさん 2022/11/21(月) 00:45:44 ID:78MXe1mW

しかし、元嫁が帰ってきたこの日が、大きな分岐点でした。

それから数日して、元嫁は平日の朝食後、出勤前に台所で、包丁で何かを切るようになりました。
「(昼の足しかな?)」と思って特に尋ねもしなかったので、それが何だったのかは本当に分かりません。

その後10日あまり、朝の行動に疑問を抱きつつも、俺はそれまでと変わらない生活を続けました。
朝は2人同時に起きて、薄い食パンに消費期限切れの牛乳、1回食べ切り用にチェンジしていたヨーグルト(これは賞味期限が当分先なのに、順番に食べないと「期限の順番守って!」と怒られました)を食べ、トイレで氷のように冷えた便座に座って用を足し、また電源を切って出て、元嫁・俺の順番で出勤。
昼は手足から熱が逃げていく感覚をカイロ4個で耐えながら、徐々に忙しくなりつつあった仕事をさばいていく。
夜は深夜まで店を転々とし、冷気の充満する家に帰れば、なるべく音が出ないように扉の開け閉めにも気を配る・・・





53: マジレスさん 2022/11/21(月) 00:46:05 ID:78MXe1mW

そんな生活は、その日、突然終わりを告げました。
その日(金曜日)は400ページ弱ある資料のチェックが始まった時期で、本当に終電近くまでその仕事をしていました。
(なお、1日で全部やる必要はなく、1週間ぐらいかけてやる仕事ですが、ちゃんとやろうとすると毎日深夜コースです)
帰って玄関を開けて、まず違和感に気づきました。
いつも玄関に2〜3足出ていた元嫁の靴が、1足もありません。
「(片づけたのかな?)」と思いましたが、部屋の奥を見ると、普段はついている夜用の豆電球もついていない、真っ暗です。
嫌な予感がした俺。リビングに足を進めると、テーブルの上に紙片が置いてあるのを見つけました。
その紙片にはこうありました。

「今まで私なりに努力してきましたが、あなたとやっていくのは無理だと思います。実家に帰ります」

一瞬、部屋の暗さが一層濃く感じられました。本当に、「目の前が真っ暗」でした。
慌てて元嫁の部屋を開けると、そこにはまだ荷物が残っています。
他の家具も、冷蔵庫の食材も、全部そのまま。
本当に、彼女だけがいなくなったようでした。
俺は、「何てことをしてしまったんだ」と、重い罪悪感に襲われました。
こんな行動に出るまでに、彼女を苦しめてしまったこと。苦しんでいたことに気づかず、今日まで放置してしまったこと。
すぐに謝りたい気持ちでしたが、もう日付も変わっていたので、さすがに非常識な時間かと思い、翌土曜日にすることにしました。




54: マジレスさん 2022/11/21(月) 07:32:23 ID:RPuypV1S

男女平等って言ったって、初めてに関しては女性の方は体を傷付けるわけで、男性の何倍も恐怖や不安や羞恥心が強いわけだから
女性側から誘えという考えは中々に鬼畜だと思うね




60: マジレスさん 2022/11/21(月) 23:56:35 ID:78MXe1mW

では続きです。

元嫁が出ていった翌日、土曜日の朝、俺は元嫁の携帯に電話しました。
まもなく留守電に切り替わり、「俺です。手紙読みました。話がしたいので電話ください。待ってます」と、震える声でメッセージを残しました。
それを元嫁が聞いたのかどうかは分かりません。
以後、30分おきに、夜まで20回以上かけました。
元嫁が出ることはなく、電話がかかってくることもありませんでした。

更に明けて日曜日。
とにかく話したいと思って電話を試みた一日が空しく過ぎたので、直接元嫁の実家に行くことにしました。
上下スーツに着替え、正月に行った記憶を頼りに到着。
門扉の前から見ると、見覚えのある元嫁の上着が干してあるのが見えました。
インターホンを数回押しましたが、誰も出ません。
車がなかったので、義両親と一緒に出掛けているのかとも思いましたが、会えるまで待つつもりでした。

しばらくすると、義両親が帰ってくるのに遭遇。
2人で買い物に行っていたようです。
俺の姿を認め、目的を聞いた2人は、「とりあえず中へ」と促しました。




61: マジレスさん 2022/11/22(火) 00:10:50 ID:eKQvXPrr

客間に通され、少し待つと、元嫁が現れました。
こんな形でしたが、やっと2人で思っていたことを打ち明ける場を持てました。

元嫁が言うには、
・俺のことは、結婚して1か月ぐらいで「この人とはもう無理だ」と思っていた
・平日は仕事で仕方なくても、俺は最初だけは一緒にいたけど、毎週末家にいなかった。
・自分は買い物で重い思いをしているのに手伝ってくれなかった
・これじゃ夫婦じゃなくてただ同居してるだけだと思った
そしてこう断言しました。
「もう俺君のことは何とも思っていない。この実家に住むし、仕事もここから通う」
俺はそれをひとまず黙って聞きました。
反論する気は起こらず、「ここまで苦しめてしまったこと、苦しんでいることに気づけなかったことは、本当に申し訳ない」と、はっきりと謝りました。

すると彼女は、「ちょっと待ってて」と席を外しました。
戻ってきたのは、義両親と一緒でした。
ここからは、義両親が俺に無念と失望をぶつける場になりました。
・役所がそんなに忙しいなんて信じがたい(義父は俺と同じ自治体に勤めていましたが、職種も勤務先も全然違うので労働環境も全く違います)
・自分の洗濯物だけ分けて干すなんて、自分の母親ならそんなことしないのに何故元嫁にはそんな避けるようなことをするのか。干し方が気に入らないなら言えばいいじゃないか(言っても改善してくれなかったから、自分で干していたのですが)
・結納の時「これからは元嫁さんのことを一番に考えていく」と言っていたのを聞いて、「いい人に巡り合えた」と思ったのに、あれは嘘だった
などなど。




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