実家の蔵で『開封厳禁』と書かれた小箱を発見。紙で封印されていたが、恐る恐る紙を破って開けてみると…
687: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 09:44:02 ID:+Cbcjdor0
先祖が地主だったせいか、田舎の実家には蔵がある。
古い物をいろいろ放り込んでいるので、夏休みに遊びに言ったりしてた時は
687: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 09:44:02 ID:+Cbcjdor0
「危ないから蔵の中には入るなよ?」と爺さん達から口うるさく言われてきた。
その爺さんが死んで、遺品整理という事で蔵を掃除する事になった。
俺も掃除を手伝うために初めて中に入ったが、確かに子供が遊ぶには
危険なところだった。なにせ、いろんな物を無造作に積み上げているので
ちょっとした衝撃で崩れ落ちてきそうだったからだ。
そんなわけで慎重に荷物を外へ運び出しつつ、掃除を開始。
そんな折、俺は小さな箱を見つけた。筆で「開封厳禁」と書いてある。
黄ばんではいるが、ちゃんと紙で封印されている。
箱の浦には爺さんの名前が書いてあった。…という事は遺品だ。
何が入っているんだろうと思い、紙を破って開けてみた。
干からびた親指と中指が綿の上に並んで入ってた。
俺はしばらく絶句した後、あわてて箱を閉めて他の荷物の中に紛れ込ませた。
誰にも言わず、その荷物と共に蔵の奥の方へと仕舞い込んで、遺品整理は終了した。
10年前の話。婆さんも死んで、今は伯父夫婦が実家に移り住んでるが
蔵はまだある。
688: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 10:14:12 ID:dP8KAnb40
>>687
その亡くなったおじいさんには、ちゃんと親指と中指があったの?
もしあったなら他人のだよね。
もう真相もわからないってことか…こえぇ。
689: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 10:18:55 ID:+Cbcjdor0
爺さんの指は、両手ともそろってました。
もちろん婆さんも。
俺の親も、伯父夫婦も指に欠損はないです。
690: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 10:30:01 ID:L5htNo+b0
賭け事か借金の肩でもらったかな
昔話では有り得なくない
691: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 12:28:32 ID:kaqIaFgaO
亡くなった身内の形見として持ってた…わけないか
692: 本当にあった怖い名無し 2009/09/18(金) 14:51:11 ID:M0CvC7hu0
親指はともかく、中指と特定した根拠は?