【2/2】HPに「費用は一切かかりません」と書いてあるのに審査料として36万必要だという超胡散臭い派遣型バイトを始めようとしてた友達に変わってその会社に電話してみた→結果は…
95:以下、VIPがお送りします 2010/01/25(月) 21:03:14.14 ID:iCMVHfT+0
1週間もすぎれば、麻里との会話は世間話のみになってた
麻里「1さんはバレンタインいくつチョコもらうんだろ・・?」
俺「いやあ全然ですよ、モテないんでw麻里さんはたくさんあげるんですか?」
麻里「義理ならたくさんあげますよぉww
でもあげない人もホワイトデーくれたりするんです///」
俺「麻里さんモテるんですねww」
麻里「そんなことないよぉ!」
こんな会話だったが当時の俺は楽しかった
毎日麻里からの電話を待ってた
97:以下、VIPがお送りします 2010/01/25(月) 21:08:57.87 ID:YfsSSd5T0
なんだこれ羨ましい
98:以下、VIPがお送りします 2010/01/25(月) 21:09:34.37 ID:iCMVHfT+0
2週間ほどして仕事も慣れてきた
外にいるときでも用紙を持ち歩いてるから、いつでも電話を受けれた
しかしそのくらいの時期になると、藤田と片桐の世間話がひどくなってた
とにかく長い
藤田「1さんは彼女とかいるんですか?」
俺「いやいません」
藤田「僕はですね この前別れちゃってなんたらかんたら」
長いときで30分くらいだ
麻里と話すならまだしも、こいつらと話してる時間は苦痛だった
でも仕事だと割り切った
その間も、やたら仕事のアピールをされた
藤田「この仕事は選ばれた人しかできません
1さんはまだ当分無理でしょうねww
まずは真面目に今の仕事をやるべきです」
片桐「僕一ヶ月で100万弱稼いでますよ!
神経使う仕事だけど、やっててよかったっス!」
こんな感じで日増しに仕事儲かるんだぞ自慢が増えてった
この時もまだ俺は何も疑ってない
自分とは遠い世界だと思ってたから
100:以下、VIPがお送りします 2010/01/25(月) 21:13:54.24 ID:iCMVHfT+0
パチスロが不正に当たるかどうかなんてどうでもよかった
藤田と片桐に対して特にうらやましいとも思わなかった
でも麻里だけは違った麻里と
もっと仲良くなりたくて会話もこっちから振るようになってた
俺「麻里さんは彼氏とかいるんですか?」
麻里「いないよぉ・・・でも今気になってる人はいますよ///」
俺「誰そのラッキーなやつ?」
麻里「教えないwwwwwwww」
俺「ちょwwwwwwwおまwwww」
こいつ俺に惚れたなとか勝手に思ってた
101:以下、VIPがお送りします 2010/01/25(月) 21:17:51.77 ID:iCMVHfT+0
3週間くらいしてちょっとおかしいと思ってきた
藤田 片桐の世間話が長すぎるのと、
研修期間は終わってるはずなのに
なぜか報告者が増えないところだ
なんとなく藤田に聞いてみた
この時は片桐より藤田の方がいい奴だと思ってたからだ
俺「いつになったら報告者増えるんですかね?俺ラクすぎません?」
藤田「どうなんでしょうね?僕もちょっと会社のことはわからないんで・・・
パチスロPRしてるだけなんでね」
そういうものかと特に何もおもわなかった
その時期になると麻里との会話もエスカレートしていた
102:以下、VIPがお送りします 2010/01/25(月) 21:20:51.74 ID:iCMVHfT+0
麻里「1さんって神戸なんでしょ??関西弁聞きたいなぁ」
俺「でも敬語じゃあんまり関西弁らしく話せないですよ」
麻里「じゃあタメ語でいいですよぉ」
俺「そんなの無理ですよww」
麻里「関西弁の男の人に強く言われたいな・・・」
俺「わかった」
こっから俺はまんまと乗せられてタメ語の関西弁を使うようになった
106:以下、VIPがお送りします 2010/01/25(月) 21:25:25.25 ID:iCMVHfT+0
一ヶ月がすぎて初めての給料が入る時期になった
自分で計算したら3万弱だった
給料日に口座を確認するとしっかり入ってたなんておいしいバイトだ
日課になってた麻里との電話に変化がでてきた
麻里「あのね1さん・・私神戸に転勤することになったんだ」
ちなみに俺神戸
麻里も知ってる
俺「マジで?めっちゃ近なるやん!」
麻里「会えるね・・・一人暮らしみたいだからゴハンとか作りに行っちゃおっかな!」
この時は完全に麻里を自分のモノにできると確信した
俺「うん 待ってるからおいでな」
麻里「うん」