1: 2023/04/24(月) 23:21:12.39 ID:x/xpBZeK9
新型コロナウイルスの感染拡大から4年目を迎え、長らく自粛されていた飲み会が復活しつつある。
今年、数年ぶりに新入社員の歓迎会を開いた企業も少なくないようだ。歓迎会は社員同士の交流がはかれるイベントである一方、参加した新入社員の中には、初めての職場の飲み会の“洗礼”に疲労困憊している人もいるようだ。そんな新入社員たちに“飲みにケーション”に対する本音を聞いた。
●とにかく苦痛で仕事以上に疲れる
今春、念願の商社マンになった男性・Aさん(20代)だったが、新入社員歓迎会に参加した際の“居心地の悪さ”を振り返る。
「参加する前から、男性上司に『自己紹介時に面白いネタ期待してるから!』と言われ、それだけで会社を辞めたくなりました。参加すると上司が一方的に『社会人になったんだから~』『俺の若い頃は~』『コロナ前は~』という話が長くて……。
最後に『俺のありがたい話、メモ取った?』と言われてドン引きしました。顔が笑っていたのでギャグのつもりかもしれませんが、全然おもしろくありません」(Aさん)
Aさんは上司や先輩社員から、「若いんだから」「若い子は知らないか」という言葉を何度も浴びせられて、「居心地が悪かった」と振り返る。
「女性の先輩から『若いんだからいっぱい食べられるでしょ』と言われ、揚げ物系を大量に食べるはめになりました。ほかの先輩がその先輩に『それパワハラじゃん?』と言い、笑い合っていましたが、どういう反応が正解なのかわからず黙っているしかありません。
その後も、『若い子は知らないか~』『俺の子供でもおかしくない年齢だもんなあ』という、“知らんがな”な話がしばしば展開され彼らは盛り上がっていましたが、僕たちは置いてけぼり。とにかく苦痛で、仕事以上に疲れました。これが会社の飲み会というやつか……と思いました」(Aさん)
●いまだに女性の新人は“接待”要員?
PR会社に入社した女性・Bさん(20代)も、「疲れるだけだった」と明かす。
「直属の先輩からは、新入社員の歓迎会は、『新人のお披露目会だからお酌して回って、顔を覚えてもらえ』と言われました。正直“歓迎会”なんだから、そっちが回ってこいよと少し思いましたけど(笑)。しかも私を含め、女性の新人はいろんな席に呼ばれて、まるで“接待”要員です。もはや歓迎されているどころか、私たちが歓迎している感じで、すごく疲れました。
もちろん、初めての会社での飲み会だし、緊張からの疲れはあると思うんですけど、それ以上に、“女性がお酌したりホステス役として扱われる飲み会って、時代錯誤じゃないの?”という驚きからの疲労が大きかったですね。ニュースとして報じられていることと、実態のギャップというか……。飲み会離れとか言われますが、これはたしかに無駄だなと思いました」(Bさん)
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