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【re】哀愁感じるコピペ貼っていく


99: 誰そ彼 21/11/30(火)19:30:37 ID:ITq2




799 :癒されたい名無しさん :04/09/25 04:21:52 ID:F0r2rWGf
「沖縄に行かない?」

いきなり母が電話で聞いてきた。
当時、大学三年生で就活で大変な頃だった。
「忙しいから駄目」と言ったのだが母はなかなか諦めない。
「どうしても駄目?」「今大事な時期だから。就職決まったらね」
「そう・・・」母は残念そうに電話を切った。
急になんだろうと思ったが気にしないでおいた。

それから半年後に母が死んだ。癌だった。
医者からは余命半年と言われてたらしい。
医者や親戚には息子が今大事な時期で、心配するから連絡しないでくれと念を押していたらしい。
父母俺と三人家族で中学の頃、父が交通事故で死に、パートをして大学まで行かせてくれた母。
沖縄に行きたいというのは今まで俺のためだけに生きてきた母の最初で最後のワガママだった。

叔母から母が病院で最後まで持っていた小学生の頃の自分の絵日記を渡された。
パラパラとめくると写真が挟んであるページがあった。
絵日記には

「今日は沖縄に遊びにきた。海がきれいで雲がきれいですごく楽しい。
ずっと遊んでいたら旅館に帰ってから全身がやけてむちゃくちゃ痛かった。」
・・・というような事が書いてあった。すっかり忘れていた記憶を思い出す事が出来た。

自分は大きくなったらお金を貯めて父母を沖縄に連れていってあげる。
というようなことをこの旅行の後、言ったと思う。
母はそれをずっと覚えていたのだ。
そして挟んである写真には自分を真ん中に砂浜での三人が楽しそうに映っていた。

自分は母が電話をしてきた時、どうして母の唯一のワガママを聞いてやれなかったのか。
もう恩返しする事が出来ない・・・
涙がぶわっと溢れてきて止められなかった。




144: 誰そ彼 21/11/30(火)20:53:51 ID:3xbh

>>99
前が見えない





100: 誰そ彼 21/11/30(火)19:31:53 ID:ITq2

スタンドバイミーのラスト

帰り道、いろんな思いが頭をよぎったが、みな黙ってた。ひと晩歩いて町に戻ったのは、日曜日の朝5時。労働者の日の前日だった。
たった2日の旅だったが、町が小さく、違って見えた。
「また学校でね」
「中学でな」
バーンとテディは、それぞれ自宅に戻っていった。
やがてテディやバーンとは会わなくなった。
学校で顔を会わすだけの付き合いに。
よくある事だ。友だちはでき、また離れていく。バーンは高校のあと結婚し、4人の子持ちで、製材所で働いてるそうだ。テディは目が悪くて希望の軍隊に入れず、一度刑務所へ行き今は臨時雇いで働いてる。

「ぼくは一生この町にいるのかな」
「何だってできるさ」

彼は町を出た。ぼくと共に進学組に進み、彼らしく、とても努力した。そして大学へ行き、弁護士になった。
先週、彼がレストランに入ると、前にいた2人がケンカを始めナイフを出した。クリスはそれを止めようとした。そして喉を刺され即死したのだ。クリスとは10年以上会ってなかった。

だが永遠に彼を忘れはしまい。
あの12歳の時のような友達はもうできない。

もう二度と。




101: 誰そ彼 21/11/30(火)19:33:31 ID:ITq2




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/15(火) 19:15:38.30 ID:oWxFhNZO0
朝起きたらとなりでルイズが寝ていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見たルイズだ。
童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日幸せな生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、ルイズは「サイトはどこ?サイトどこにいるの?」って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。ルイズはサイトと幸せになるべきだって。
だから俺は一緒にサイトを探してあげた。
やっぱりルイズの笑顔は俺に向ける笑顔よりサイトに向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。

そんな夢を見た。
起きてとなりをみた。
ルイズの抱き枕があった。
目から涙がこぼれた




102: 誰そ彼 21/11/30(火)19:36:39 ID:ITq2




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