【ウマ娘怪文書】購買の前を通りかかると見覚えのある小柄なウマ娘が脱兎のように飛び出してきました「ひゃあ、ブルボンさん!?ご、ごめんね…ライス、前をよく見てなくて…」ライスさん、今の愛らしいおどおどとした様子からは想像もできませんが長距離ならだれにも負けない、私のライバルです。


1: 名無しさん(仮) 2023/01/31(火)00:11:30

購買の前を通りかかると見覚えのある小柄なウマ娘が脱兎のように飛び出してきました
回避を試行…間に合いません
「ひゃあ、ブルボンさん!?ご、ごめんね…ライス、前をよく見てなくて…」
「衝撃を検知…損傷は軽微です、ライスさん、大丈夫ですか?」
ライスさん、今の愛らしいおどおどとした様子からは想像もできませんが長距離ならだれにも負けない、私のライバルです。
尻もちをついたライスさんに手を貸すとライスさんが片手に「uman-uman キング母特集号〜」を抱えているのが目に入りました
「ライスさん、それは…?」
「ありがとう、ブルボンさん…ひゃ、ひゃああ!?ブルボンさん見ないで〜!!」
ライスさんの顔が一瞬で真っ赤になり、再びへたへたと座り込んでしまいました…ちょっとフェイズシフト装甲みたいでいいなと思ったのは内緒です
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2: 名無しさん(仮) 2023/01/31(火)00:12:22

「落ち着きましたか、ライスさん」
「う、うん。ありがとうブルボンさん…こんな本を買っちゃうなんて…ライス悪い子だ…」
ライスさんに手を貸して目立たないカフェテリアの隅に移動しましたが、ライスさんは悄然とうなだれています。
こんなときこそ、敵にサイコフレームを送る、です。
「ライスさん…恥じる事はありません。マスターとウマ娘…もといトレーナとウマ娘は人バ一体です」
「え、ええ!?…じゃあ、ブルボンさんも…?」
ライスさんの耳がピンと立ち上がって叫んだあと、周りを見回し、こしょこしょとささやいてきます。
「はい、ただ私の場合はマスターに求めていただきましたから、お役には立てないかもしれません」
「そ、そうなんだ…」




3: 名無しさん(仮) 2023/01/31(火)00:13:23

実際に行為に及んだのは私のほうからですが、ナスターがあんなに情熱的に「ブルボンが欲しい」と私の父に宣言したのですから、これはもう順ぴょいでしょう
マスターの声に応えたまでの事です
「ライスさんはトレーナーさんとまだそういう関係ではないのですか?」
「あ、あうう…そういうわけじゃなくて…お兄様はライスの事をお姫様みたいに丁寧に愛してくれるの…。ライスは、おかゆみたいにとろとろになっちゃって、とっても幸せなんだけど…お兄様は満足できないんじゃないかと思って」
ライスさんは真っ赤になりながらこしょこしょと囁きをつづけます
「なるほど…では、ライスさん、衣装を変えましょう…具体的にはヴァンパイア衣装です、新型機への換装は勝利フラグです」
「そ、そうなのかな…?でも、あの衣装なら、ライスも普段より大胆になれる気がするし…うん、ライスがんばるぞー!おー!…ブルボンさん、ありがとう!」
晴れやかにさっていくライスさんを見つめながら、私も外泊申請の紙を書き始めました





4: 名無しさん(仮) 2023/01/31(火)00:13:34

なお、後日ライスさんに聞いたところ、「え、えへへ…首筋にかぷっ!とするところまではいけたんだよ…でも、お兄さまの目の色が変わっちゃって…ライスは悪い子だねって。ライスあんなに激しく愛されたのは初めてかも…」
まあ、幸せなのは良い事です
彼女は幸せの青い薔薇なのですから




5: 名無しさん(仮) 2023/01/31(火)00:14:41

ウワーッ!




6: 名無しさん(仮) 2023/01/31(火)00:15:44

ちょっと経験を積んでライスにお姉さんぶるブルボンいいよね




7: 名無しさん(仮) 2023/01/31(火)00:17:10

もう終わりだ(^^)の学園




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