先輩に誘われて飲み屋へ。女「ねえ、俺さんにもアドレス教えてあげようか?ww」俺「何様のつもりだ(ブチ切れ」女「( ゚д゚)」→ 結果・・・


318: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/02/25(火) 23:51:33.28

ほうほう、それで?




320: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/02/25(火) 23:54:02.36

そっから、ちょくちょく休みの日に遊びに行くようになった

嫁からの営業メールはなかったし
話す内容も仕事以外の話が大半だった(たまに愚痴も言ってたけど)
ちなみに一切手は出してない

嫁は驚くほど俺の言うことを聞いていた
髪は黒色が好きと言えば髪を黒く染め直して
厚化粧は好きじゃないと言えばナチュラルメイクにしてた
まあ初期からすれば、想像も出来ない進展だったな

それでも俺は疑ってた
上で書いたけど、飲み屋の姉ちゃんなんてろくな女じゃないって思ってたし
どうせ何か裏があるんだろとも思ってた

そんな中、仕事中に突然嫁から電話があった
仕事中は取れないから、仕事がある程度片付いた後、休憩時間に電話したんだ

……そしたら、嫁、電話口でなぜか泣いてた




321: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/02/25(火) 23:59:02.31

しえんしえん





324: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/02/26(水) 00:03:42.47

俺焦っちゃって、その場でウロウロ歩き回りながら
『ど、どうしたんだよ!?』みたいにキョドってた
身に覚えは……ないっちゃない

少々の口喧嘩とか日常茶飯事だったし、なんだかんだでどっかに遊びに行ったら
嫁も楽しんでた
心当たりらしい出来事なんてなかった
でも、嫁は電話口でずっと泣いてんの

少ししたら、嫁が自分から言ってきた
泣きながらだから、グダグダな説明だから要約すると

〇いつも俺と遊びに行ってホントに楽しかった
〇でも、自分は幸せになっちゃいけないって思った
〇だから、色々考えたけど、もう会わないようにする
〇こんな私を色んなところに連れてってくれてありがとう
〇もっといい女の人探して

みたいな内容だった

何を突然……と聞き直す俺。そっからしばらく沈黙する嫁
で、嫁カミングアウト

『……私、堕ろしたことがある』と




326: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/02/26(水) 00:15:13.44

なんだろうね
俺、実はそん時に嫁のこと少し気になってたんだよね
オロスオロサナイの話はネットとかで聞いていたけど
実際に親しい人から聞かされたら何気にショックだぞ

でもまあ、その可能性は考えていた
何しろ嫁は何だかんだ言っても、世間的に見ればDQNの部類
でもね、俺情けないことに何も言えなかった
イケメンなら、ここで『そんなこと関係ない』って言えたかもしれないけど

だって泣きながら言ってきたんだぞ?
しかも俺が問い詰めたわけでもなく
普通に遊んで、普通に仲良くなっていたこのタイミングで言ってきたんだぞ?

一度も泣いたことない嫁が、それだけ自分を追い詰めながら話したことを考えると
下手なこと言えなかった

しばらく沈黙が続いた後、嫁がまたなんか言ってきた

『……ごめんね黙ってて。もう会わないから。じゃあね』

で一方的に切断。俺呆然。
声が弱々しかった。消えてしまいそうだった。

で、そっから俺フィーバーした
上司に急用が出来たと言って早退を申し出た
そしたら、上司が俺の顔見て、なんかわかったらしい。昔から感がいい人だったからね

『……分かった。もしアレなら、明日くらいは休んでいいから、その時は電話しろ。
上には俺から話しを通しとく』

俺激感謝。ひたすら頭下げまくって、作業着のまま仕事場跳び出した
当然、嫁に会うため




327: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/02/26(水) 00:22:56.70

上司男前




329: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/02/26(水) 00:29:40.61

ぶっちゃけ嫁の家なんて知らなかった
で、必死に嫁との会話を思い出していた
嫁の家の手掛かりになるのはいくつかあった

〇海が近い
〇その変じゃ有名な××港が歩いて数分のところにある
〇家の近くの某有名コンビニに買い物に行く
〇真正面の家が犬を3匹飼っててたまに夜ずっと鳴いててうるさいときがある

とりあえず、車で××港に行った
仕事場からは車で数十分の場所
着いたら次はコンビニの捜索。それもあった

そっからは車降りて走り回った
目指すは犬三匹の家
ぶっちゃけ散歩に出てたらアウトだったが
必死になって探してたもんだからそんなことは頭になし

で、汗だくになって走り回った結果、ようやく発見
確かに俺が近付いた瞬間うるさいくらい鳴き始めやがった
そして嫁の家はその向かい――

そこはぼろい長屋だった
長屋と言っても、人がいそうな部屋は一つしかなかった
で、おもむろに玄関を開ける。鍵はかかってなかった

ちなみに嫁の家は母子家庭だ
嫁母は仕事に行ってる時間だったから、いるとしても嫁だけ

悪いとは思ってたけど、少し家に上がって中を覗いた
これ、今考えたらけっこうヤバいかったな
違ってたら完全に不審者だったし

……でも、嫁がいた
奥の部屋でずっと泣いてた
で、俺に気付いて顔上げて固まった
顔は涙と鼻水でグチャグチャ

ボソッと『……え?なんで……?』みたいなこと言ってた




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