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【目線ダスカ】「スキンシップ位は良いと思うのよ」トレーナー室に入って来るなりダイワスカーレットは不服そうに呟いた


1: 名無しさん(仮) 2022/12/07(水)13:42:45

「スキンシップ位は良いと思うのよ」
トレーナー室に入って来るなりダイワスカーレットは不服そうに呟いた
「ほら。テイオーとかマヤノはしょっちゅう担当に座ってるでしょ
それだけじゃないのよね。ウオッカはサイドカーでツーリングしたし
マーチャンに至っては二人で着ぐるみに入ったっていうの」
「そうか」
後でマートレはしばこう。そう思いつつもトレーナーは仕事を続ける
「アンタ、アタシの事好きなのよね」
「当たり前だが」
沈黙。ダイワスカーレットの再起動までには暫くの時間を要した
「じゃ、ちょっと位いいんじゃないのかしら
アタシは最近素直にアンタの指示にも従ってるし結果も出してる
撫でてとか子供っぽい事を言うつもりも無いけど多少…の…」
不満げだった語気が次第に小さくなっていき
彼女の視線は隣に無言で座ったトレーナーへと注がれていた




2: 名無しさん(仮) 2022/12/07(水)13:42:55

「どうした」
「えっ」
「座らないのか?俺に」
「えっ」
「あまり時間は無いんだが」
それ以上トレーナーは何も言わなかった。語ろうとはしなかった
口をあうあうあさせていたダイワスカーレットだったが
やがて口を真横に結び、すん、と大きく鼻から息を吸い込んで、吐く
そして律義にトレーナーに背を向け行儀良く座り込んだ
「ん…っ」
背後に感じる逞しい身体の感触と一拍置いて広がるトレーナーの匂い
とはいっても体臭ではなく落ち着いた彼の好む香水の香りだが
そんな彼女のお腹に支えるようにしてトレーナーの手が伸び
それを指摘する間も無く今度は頭に掌の感触が浸透していく
「ちょ、ちょっと…さっき子供っぽいって言ったじゃない」




3: 名無しさん(仮) 2022/12/07(水)13:43:05

「お前がああいう風に言うって事は自分もして欲しいって事だろう」
「……」
「スカーレット」
「何よ」
「いつも頑張ってくれてありがとうな」
耳元で優しい声がする
「別に…アンタにお礼を言われたくてやってる訳じゃないし」
「ああ。有馬も近いし次も一番…獲れよ」
「当たり前でしょ」
ポン、ポン。と頭を二度叩かれるのを合図にして
素直にダイワスカーレットは立ち上がり、そして向き直った
いつものポーズを取り、そして人差し指を立ててみせる
「任せときなさい。いつも通りにやってあげるから」
「ん」
そして上機嫌に尻尾をはためかせながら彼女は部屋を出て駆けてゆく





4: 名無しさん(仮) 2022/12/07(水)13:43:17

彼女の気配が完全に消えたのを確認し
トレーナーもまた部屋を退出し近郊の山へと向かった
そして遅れて教え子の感触と匂いを思い出し大気を軋ませる
「あああああああああああっ!」
危うかった。またお尻が成長していた
このまま高等部に進むにつれよりダイワスカーレットは魅力的になるだろう
エレクチオンせずに耐えきった己の分身をひとしきり褒める
そして立ち上る劣情を掌から曇天へ向かって、放つ
「だだだだだだだっ!」
気弾と化した劣情が左右の手から交互に空へと立ち上り
雲を裂いて上空で飛散していく
こうして発散させてしまわなければとても業務に戻れない
彼が下山するまでには暫くの時を要したが
その甲斐もあり霧散した劣情は待機中の成分と混ざり
雨として降り注ぐ事になるだろう




5: オワリ 2022/12/07(水)13:43:31

一方その頃ウマ娘寮では
「アタシって魅力足りないのかしら…」と
トレーナーがうまだっちしなかった事に
ダイワスカーレットが横になりながら少し凹んでいたという




6: 名無しさん(仮) 2022/12/07(水)13:43:56

>>1
>「アンタ、アタシの事好きなのよね」
「当たり前だが」

もうゴールしろよお前ら!




9: 名無しさん(仮) 2022/12/07(水)13:45:15

>>6
中等部相手にゴールしたらだめだろ




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